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2017年1月4日

鉄道貨物輸送は需要があるのに・・・

関心高まる鉄道輸送=運転手不足で、競合社協力も-国交省、2割増目標に:時事ドットコム

CO2排出削減がその理由かとおもいきや、今回は、トラックドライバー不足が理由とのこと。確かに鉄道のほうが必要とする人員が少なくて効率的かも。交通工学でいうところの「ハブアンドスポーク」システムということで、宅急便の荷物追跡なんて見ているとわかりますが、近隣の荷物をいったん集約してから、まとめて長距離輸送して、再度小分けにして配送するというのが、基本的には効率的な物流なわけですね。

長距離輸送を鉄道が担うというのは効率的ではありますが、なんといっても、事故だの災害だののリスクが高いのが悩ましいところ。実際、CO2排出削減で一時期鉄道貨物への関心がかなり高まったものの、自然災害で長期の不通区間が発生してしまったりして、最近はショボーン(´・ω・`) という印象があります(具体的にどんな問題があったか失念してしまったのですが)。

長期的には、自動運転のトラックが国幹道を走るようになれば、やっぱし、トラック輸送が主流になりそうな気がします。なんとなく。そう考えると、歩行者だらけでリスキーな街中のタクシーなんかよりも、深夜の長距離トラックを自動運転化するニーズは非常に高いと思われますね。


カテゴリ: Automobile,Public policy — Masa @ 8:10 AM