扁炉(ピェンロー)
うちではよく、週末に扁炉を食べます。
扁炉は、白菜がメインの鍋物です。とてもマイナーな食べ物でしょう。
妹尾河童氏の「河童のスケッチブック」という本で見て、よほど美味いらしいので、作ってみたら本当に美味しかったので、今ではしょっちゅう食べるようになりました。
レシピ (空腹な2人分):
白菜 |
1/4切 |
春雨 |
50~100g |
鶏肉( |
200g |
どんこ |
5、6コ |
胡麻油 |
適量 |
塩 |
適量 |
一味唐辛子 |
適量 |
豆腐とか春菊とか、他の具を入れるとマズイらしいです。レシピに忠実に従いましょう。
ちなみに河童氏のレシピには豚バラ肉も入っているようですが、ウチではモモ肉だけにしています。
つくりかた (所要時間:約50分)
1.できればどんこを数時間前から水に浸しておく(時間がなかったら電子レンジで戻す)。
2. 鍋に水と鶏肉を入れて沸騰させる。
3 .春雨に水をいれて電子レンジで数分チン。
4.白菜ザク切り。
5 .鍋が沸騰したら鶏肉のアクが浮いてくるので、すくって取る。火を弱める。
6 . 白菜の根のほうの部分、どんこ、どんこの戻し汁を鍋に入れ、ふたをして30分程度煮る。
7. 白菜の根が透明になってきたら白菜の葉のほうを入れる。
8.葉のほうも煮えてきたら、春雨を入れ、ごま油をツーと「の」の字を描くように回す。
9.春雨があったかくなったころに食べる。
焦らず、白菜が溶けそうになるほど煮た方がうまいです。
食べ方
各自が取り皿に煮汁、塩、好みで唐辛子を入れてつけ汁をつくります。
あとは、具をつけ汁につけて、召し上がれ。
煮汁を残しておけば雑炊もできますが、普段は白菜だけでおなかいっぱいになってしまいます。