都市計画系大学院留学について
1998年頃に書いたコンテンツです。
かなり古い情報なのでご注意ください。
その6:合格したら
6.合格したら・・・
6-1: 合格通知
で、結果が来るのを待ちましょう。私の場合は基本的に電子メールで連絡が来ました。日本と異なり、結果がいつくるのかよくわかりません。私の場合、ある大学から奨学金やるから早く返事をくれ、ということでしたがMITからの返事がなかなか来ずに困りました。急ぎの場合は、学科にメールで結果を問い合わせるのもひとつの手です。MITからの連絡が遅れたのは、基本的に郵便事情の悪さが原因のようでした。
蹴る場合はちゃんとお断りの連絡をしましょう。
6-2: 夏期語学学校
前もって夏期語学学校に行く余裕のある方は、その調査も必要ですね。
ボストン周辺の場合は、ボストン大学(かの鈴木保奈美嬢も通われたとの噂)、ハーバード大学、タフツ大学などの夏期学校があります。これまでのところ、私の聞いた範囲内ではタフツ大の夏期学校が一番評判がよかったように思えます。
夏期学校は一般的にSummer Extensionと呼ばれます。MITは語学関係はありませんので、これらの他大学をあたりましょう。夏期学校は大学とは少し違いますから間違いなく入れるみたいです。
6-3: 査証(ビザ)
留学に必要なビザは、概してF-1ビザです。場合によっては交換訪問用のJビザとなります。
F-1ビザ取得には一般的にI-20という書類が必要です。これは行くことに決めた大学から送ってもらえます。語学学校に前もって行く場合、急いで送ってもらう必要があります。
昔と違ってビザの申請は大変になったみたいですので、米国大使館のページを参照して早めに手続しましょう。
米国大使館の入口に必要なフォームが置いてあり、それに記入し、手数料を振り込み、必要書類(写真、I-20など)をまとめて封筒に入れて、大使館前のポストに入れる、という手続きになっていたと思います。ただし、旅行会社でやってくれます。私はHISに頼みました。写真のサイズを間違ってたらしく、すぐに指摘してもらって助かりました。
6-4: 転居先
転居先も考えておかねばなりません。ご家族のいるかたは特に要注意です。寮でない場合は治安についての情報を仕入れておきましょう(日本国外務省ホームページ)。ボストンには日本人経営の不動産屋が数軒ありますし、ニューヨーク・ボストン版のCHINTAIもあります(さすがに週刊じゃないと思う)。
寮については、寮に入りたいとの願書を提出しなければならないでしょう。寮もどんなとこか、いちお調べといたほうがいいです。家具については焦ることはないでしょうが、寝床がなさそうなら寝袋も必要かもしれません。
6-5: その他
留学先に知り合いがいたら当然連絡すべきでしょう。日本人留学生がいるかどうか学科事務に聞いてみるのもいいでしょう。少なくとも少しは助けてくれるでしょう。
あとは日本食をしこたま食べて出発を待つ、といったところでしょうか。