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The City Life


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ボストンに関するコンテンツは2006年末以降更新していません。情報は古いです。店舗などご利用の際には最新の情報をネットでご確認ください。


Brewing in Boston

アメリカだと自分で酒造りができます。酒税法でどういう規定になっているのかは知りませんが、とりあえず 普通に店で売っているキットなどを使えば、十分に酔えるビールがつくれます。ということで最近では実益もかねて、ビールづくりを 趣味にしています。自宅の近所に自宅でビール作りを楽しむ人たちのための店があるので、材料も簡単に手に入れることができています。

Mr. Beerのキットを使ったつくり方(基本パターン)

ビールづくりにはまず、発酵させるための容器が必要です。Kitchen Etc.などの大型キッチンストアではMr.Beerという 酒造キットを売っていて、樽型のプラスチック容器と材料1回分がセットになっています(材料だけのセットもあるので注意)。 この容器がかなり便利です。バケツやCarboyというガラス容器を使うキットもありますが、液体の吸出しや掃除が大変なので 下部にコックのついている樽(Mr.Beerや同類のプラスチック製キット)のほうがよいでしょう。またこのコックの位置が微妙で、 下方すぎると沈殿した酒粕も流れ出てしまうので、容器の底から少し上のところについています。この微妙なポジションは 自分ではわからないでしょうから、自分で容器を作るのも無理だと思います。とりあえず容器を探しましょう。

必要な材料・器具(初日)

・樽 (Mr.Beerなど、容量約2ガロンの容器を想定)
・鍋
・おたま
・漂白剤 もしくは 殺菌剤
・Mr. Beer等のビール材料キット

基本的にキットに書いてある指示に従ってください。
まず、樽、鍋、おたま等、器具を滅菌します。これをしないと、ビールが腐って酸っぱいビールになるそうです。 お腹をこわしそうな気もします(-.-;)。滅菌ですが、キットに殺菌剤がついていればその指示に従ってください。 殺菌剤がない場合は、ぬるま湯1ガロンに漂白剤大さじ1を溶かした液に10分浸すことで滅菌できます。漂白剤を 使う場合、滅菌処理後においが消えるまできれいに水で洗ってください。
次に鍋に水1ガロン程度(量は適当でいいです)を入れて、キットの缶詰もしくは粉末を溶かしてください。まだ 火にかけてはいけません。缶詰の場合はドロドロした液体なので簡単に溶けます。粉末だと大変です。一気に入れると すぐゲル化してしまいなかなか溶けません。本当にノンビリと時間をかけて溶かすことが重要です。おおむね溶けたら 火にかけます(少しくらいゲルが残っていても大丈夫)。火にかける時間もキットにより異なります。ホップが入っている 場合は1時間程度必要なはずです。
樽に水を0.5ガロン弱入れてください。いきなり熱い液を入れると樽が変形するからです。そして、火からおろした 鍋の中の液体を少しずつ樽に注いでください。そして、キットの指示にある容量になるまで水を足してください (ここで調整するので鍋で溶かすときの水の量はかなりいい加減でよい)。
次にキットについてくるイースト菌を樽の水面に散らします。どうも水と反応させる必要があるらしく、通常5分から 15分ほど、水面に浮いている状態で放置します。その後、おたまでガンガンかき混ぜます。これで初日は終了。 冷暗所に1週間放置してください。ただし、10度から20度程度の安定した温度のところに置いてください。寒すぎると イースト菌が反応しません。あつすぎると腐ります。

これがMr.Beerの樽です

鍋を滅菌中、最低限この程度の大きさは必要

Mr.Beerキットの缶をあけたところ、ベトベトしてキャラメルみたい

溶かすとこんな感じ

イーストが水面に浮いているところ

完成したところ

 

部屋の片隅で寝ているところ

 


必要な材料・器具(1週間後)

・ペットボトル 500ccの場合、1ダース強
・漂白剤 もしくは 殺菌剤
・スプーン
・おたまとじょうご(なくても大丈夫)
・砂糖

ビールの容器ですが、実はペットボドルで十分です。茶色のビンに王冠で栓をしないといけないのではないかと いう迷信があるでしょうが、炭酸系のジュースのペットボトル(空き容器)で十分機能を果たします。普段から 容器とキャップを洗って残しておく習慣をつけておく必要があります。
ペットボトルと道具は初日と同じくすべて滅菌してください。終わったらペットボトルはよく洗ってください。 ボストンでアパートに住んでいれば水道代はタダですから水をジャバジャバ流してきれいに洗ってください。ただし、 水が余っているわけでもなく最近では旱魃も起きているので無駄に水を流さないように気をつけましょう。
そして、各ペットボトルに砂糖を入れます。500mlの場合、大さじ2/3が目安です。この砂糖により二酸化炭素が 発生します。よって入れすぎると容器が爆発します(実際は蓋が壊れる程度でしょうが・・・)ので注意してください。 不安なら少な目にしといたほうがよいです。そして樽から液体を注ぎます。この時点でMr.Beerの機能が発揮されます。 Carboyやバケツだとサイフォンで吸い出すので少し面倒だと思いますが、このような樽だとコックを開いてジャーと ボトルに注ぐだけです(じょうごがあるともっと入れやすい;満タンにするときに調整しやすい)。
注いだら、キャップできつくきつく蓋をしてください。底に砂糖がたまっていると思うので、そっと振って完全に 溶かしてください。あとは上記と同じ環境で1週間待ちます。
5日目くらいから、ペットボトルの腹の部分をつまんでみてください。カチンカチンになってたらカーボネーション (二酸化炭素発生)が十分になっている証拠です。もしフニャフニャなら大問題でしょう(まだ経験はないですが)。 また、底に白いカスが溜まっていると思います。これも酒粕で、これはできれば飲みたくないのでそっとしておきましょう。
そして冷蔵庫で十分に冷やして飲んでください。冷やすと酒粕が底で少し固まりますので、酒粕が混ざらないよう 注意してグラスに注いでください。ペットボトルから直接飲むと、揺れてしまい酒粕が溶け出すと思いますのでやめましょう

ビンを準備したところ

砂糖はこのような感じで最初に入れときます

入れるとこんな感じ

台から注ぎ口を少しはみ出すと注入が容易です

 

完成!

 

醸造記録その2:Labattson

はじめてビール材料店、Modern Brewer Emporiumで材料を仕入れようと店を訪ねたところ、とりあえず既成レシピ集から 一つ選ぶように言われたので一番安いこれを選びました。作り方などは基本的に同じだけど、今回はMalt Extractが粉末なので ゲル化してしまいなかなか溶けず大変でした。また今回はホップを濾過し忘れたため、少し苦いビールとなってしまいました。 妻はマズイといって飲めません。

溶かすのが大変

モルトが多いぶんリッチな色合いになりました


醸造記録その3:My Original Cheap Beer

実は当初は自家醸造すれば安く済むと思っていたのですが、実際ビール材料店で諸材料を買うとけっこうな値段になってしまいます。 そこで「糖分ならなんでも酒になる」という原則に則り、高いモルトを減らし、水あめと激安の砂糖でビールを作ってみました
材料:
 ・モルト エキストラクト 0.5ポンド
 ・水あめ 0.5ポンド
 ・砂糖(さとうきび製) 1ポンド強
かなり味の薄いビールになりました。炭酸入りリンゴジュースの味がします。あまり酒の味がしないので、気を抜いて飲むとかなりの勢いで酔っ払います。 ペットボトルがカチンカチンになったのでたぶん、カーボネーションは十分なはずなのですが、グラスに注ぐとあまり泡が立ちません。 糖度が低い(実際上記の通り材料も少ないので)のが原因かと思います。

外見はそこそこですが、味はビールとちょっと違います

 

醸造記録その4:My Original Cheap Beer II

糖度が低いのがいけなかったのか・・・と反省し、糖分を増やしてみました。どうなることやら・・・。
材料:
 ・モルト エキストラクト 0.5ポンド
 ・水あめ 0.7ポンド
 ・砂糖(さとうきび製) 2.5ポンド

これもダメ。飲めたものではない。

 

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