ボストン・ケンブリッジに関するコンテンツは2006年以降更新していません!
かなり古い情報となりますのでご注意ください。
A HASTY TRIP TO BOSTON (PART III)
2日目:あっという間に家が決まる - (06/25/02)
急に時差ぼけ気味になってくる。意識して時間調整しないとやはりマズいですね。ちょっと気を抜くとすぐに眠れなくなるものです。
今日は日本からWebでアポを取っておいた物件を直接見に行く。Webを見る限りかなりナイスな物件なのだが、実際見てみないことにはわからない。 こちらの不動産屋の評判もよいのでかなり期待が高い。しかも、不動産屋でNO FEE(手数料[家賃1ヶ月ぶん]ゼロ)で出ている、すなわち大家が不動産屋に手数料を払うという状況なので、不動産屋を介さずに直接行けばさらに割引があるんじゃないかと期待する。
実際に行ってみると、駅から10分くらい歩くこと以外は完璧な物件。家賃も駐車場を使わなければ想定範囲内。ただし空き部屋がほとんどない。入居日など細かく相談してやっと1部屋見つかる。しかもいくら説得しても値引かない。 「じゃこれから不動産屋に行って、不動産屋を介した契約にして、手数料の一部を不動産屋からリベートしてもらうけどそれでもいいの?」と聞いたらup to youだと言うので、まず駅まで戻ってから、慌てて昨日会った不動産屋に電話。 不動産屋は家賃の1/2ヶ月ぶんを払い戻してもいいよという。で、慌てて不動産屋に行ってみたら、物件の大家から「ダメ」と言われたらしい。不動産屋もモメごとは嫌で、何もできないという。 アメリカってこういう国だなぁと思う。法律上、私は不動産屋を通じてリベートを求める権利はあるのだけど、不動産屋は「割り込む」と法律違反になるらしい。だからup to youと言っていたのだろう。不動産屋に聞くのはあなたの自由ですよと。 まったくもって面倒くさい。はっきり言って損した。NO FEEのアパートは不動産屋を通したほうが絶対得である。今回の教訓。
ただ物件はかなりよいので、予定外だか公衆電話から慌てて妻へ電話(夜中に起こしてすいません)。ホテルに急いで戻って写真をメール。それでまた電話して、一気に決めてしまった。大家に電話したら、先ほどのバタバタはまるでなかったかのように、じゃ申込書を記入しにきてください、とのこと。 あっさりしているものである。そういうお気楽なところはこの国のいいところ。また地下鉄に乗って、さらに駅からトボトボ歩いて申込書を出してくる。これも不動産屋を通していればこんな面倒はなかったのに・・・
家が決まって本当にホッとした。気をよくして、帰りの道すがらMITに寄ることにする。3年前に来たときとほとんど変わっていない。何となく体が覚えているもので地図も何も見ずふらふらと研究室に辿り着く。秘書のMarjorieがいたので久しぶりと再会を祝う。指導教官はいまエクアドルにいて不在らしい。ダベっていたらO'Rouke教授が来て挨拶。 何か急ぎの仕事をMarjorieに頼んでいたので退散。ふらふらとHarvard Bridgeを渡ってボストン市内に戻る。
|
|
|
|
|
|