2018年8月14日
先週末のこと・・・自宅のとあるスペースの片づけをしていると、なぜか床が湿っている・・・おや?・・・と周りを見渡してみると・・・床まわりが水浸し!
見渡してみると・・・壁のエアコンからタラタラと水が壁を伝って垂れているではないか!
しかも床の上に子供のいろんなモノを置いてあるスペースだったので、みんな微妙にウェットになってる(泣。本棚も脚のあたりが水を吸って合板がブヨブヨになってるし。
慌ててエアコンのスイッチを切って、雑多なモノたちを避難。
以前、自宅でエアコンが故障した際、同様の症状で、しかもエアコンが不良品だったらしく、屋外に足場を架けての交換作業に数日かかるほどの大作業でした。しかし今回はお盆直前・・・しかもこいつが、外断熱の自宅の主な冷暖房を一手に担っている重要なエアコン・・・(汗。
エアコンを観察してみると、フィンの下の水受けにタプタプに水が溜まってます。ということは・・・原因は排水管の詰まりでしょうね。
建物の外へ。室外機の脇にあるホース、水が出てきていません。ということで、ホースの口を上に向け、意を決して自分の口に付け、思いっきりスゥゥゥゥ!と吸い込むと・・・
ズゴゴゴゴゴ・・・・
明らかに何かが抜けた音が遠くで聞こえます。慌ててホースを下に向けると、灰色のドロドロしたキモい物体が出てきて、同時に堰を切ったように水が噴出してきました!(写真自粛)
部屋に戻ってエアコンを観察してみると、先ほどは水が満タンだった水受けがスッカラカン。水が抜けてます。
ということで、原因はドレン管の詰まりでした。
いやー、簡単に治る故障(?)でよかったです。エアコン稼動率が高いこの夏、ドレン管のメンテナンス、注意しておかないといけませんね。気がつく頃には、室内水浸しですから。
2018年3月7日
羽田空港の国際線が大幅に増便されて以降、成田空港は「遠い」「不便」といったスティグマ(烙印)が広まっているように感じます。個人的には自宅から成田空港のほうが利便性がよい(乗り換え回数が少なくて、しかも空いてる)ため、成田空港は嫌いじゃないので、なんとなく、残念です。
とはいえ、成田空港も第3ターミナルの新設や、入場時のパスポートチェックの廃止など、いろいろ努力されていて、旅客数もこのところ増え続けています。しかし、これからの国際的な交通のながれを考える上で、ひとつ気になる統計が。
(出典:成田国際空港(株)「空港の運用状況」)
航空旅客数は増えているのですが、「通過客」の数はけっこう、いい勢いで減少しているようです。
「通過客」とは、到着後に日本に入国しないで、そのまま他の国へと旅立っていく方々で、トランジットなどという言い方もします。なぜ成田空港でトランジットするのかといえば、北米・欧州とアジア諸都市を行き来する際、成田まで来て一度降機して、乗り換えて最終目的地へ向かう必要がある人たちも、けっこう、いるからなんですね。例えばベトナムから北米に行こうと思えば、直行便はないので、成田で乗り換える必要があります(もちろん香港や韓国などで乗り換えることも可)。
また直行便よりも、トランジットしてもらったほうが、航空会社として利益をあげやすい構造にあるようです。都市の順列組み合わせすべてに直行便を飛ばそうとすれば、各便の乗客は少ないのに、とんでもなく数多くのフライトを飛ばす必要があります。むしろ、どこかの主要都市に小さな機体のフライトで一度集まってもらって、それからまとまって大きな機体で長距離を飛んでもらったほうが、航空会社としては効率性が高く、安い運賃を提供できますし、利益も確保できます。いわゆる「ハブ・アンド・スポーク」という考え方です。宅急便の集配をイメージしてもらえるといいんじゃないかと思います。
そういうことで、アジア方面から北米あるいは欧州へ移動する人たちの「ハブ空港」として成田はこれまで重要な役割があったわけですが、ソウルや香港なども空港を拡大整備し、競争が激しくなったことから、アジアにおける乗り換え空港としての地位確保が厳しくなってきているのが、ここ10~20年くらいの傾向ではないでしょうか。
とはいえ、直近でも通過客が減り続けているのは別の理由があるようにも思われます。というのも、flightradar24.comで暇つぶしに飛行機の航跡を眺めていると、北太平洋を飛んでるフライトのかなりの数が中国諸都市と北米諸都市の間を飛んでるフライトなんですね。かなり前からflightradarを眺めていますが、ほんと、中国線の割合がすごい勢いで増えているように感じます。
ということで、わざわざ成田で乗り換えなくても、中国から直接、北米へと移動することが容易かつ安価になってきてるのでしょう。さらに今後は、機体の性能・燃費効率の改善で、ベトナムやシンガポールから北米への直行便を飛ばすようになるそうで、なおさら成田の通過客は減少しそうな気がします。超長距離の直行便は利益率が悪いそうですが、ビジネス客需要が十分あれば成立するようです。
先日ボストンに出張に行った際も、エコノミークラスの機内はベトナムの方々が多数いらっしゃいました。彼らがベトナムからの直行便で北米に向かうようになったら、日航のボストン線の機内は空いてしまい、利益が出なければ運休になってしまうかもしれません。それは彼らにとってはよいことでしょうが、僕らにとっては、ちょっと不便ですよね。そういう意味でも通過客を一定数維持したほうがよいはずですが、この減少傾向が続くと、ちょっと、ヤバいんじゃないかな、とも思います。
2017年11月28日
毎週火曜日の午後に1コマだけ東大の公共政策大学院で客員教授として講義を担当していて、週1回だけ、本郷に来ています。
で、さきほど、正門を入ろうとしたらなぜか人だかり。芸能人でも来てるの?と思いきや・・・お目当てはコレ。
いや、先週はぜんぜん緑色のイチョウの葉でしたが、今週になって一気に黄色くなったようです。まだ、本郷通り側はまだ緑色の葉も見られるので、来週くらいまでは見ごろなんじゃないでしょうか。
それにしても外国人観光客さんが増えましたね・・・。