2025年7月27日
我が家の沖縄そば
いわゆる「沖縄そば」が大好物でして、チャンスがあればいつでも食ってます。
で、以前はインスタントの出汁とわしたショップなんかで買ってきた麺で「素・沖縄そば」みたいなんを食ってたんですが、10年くらい前に沖縄県庁のお仕事をいただいたときに、県庁の担当職員の方にダメ出しをくらいまして、それ以来けっこう、マジな作り方をしております。
まずは豚バラ軟骨、沖縄でいうところの「ソーキ」の手配から。意外と近所のスーパーマーケットでも売ってます。これでソーキの煮込みを圧力鍋でつくる。下茹でで発生する煮汁(ラード成分)が後で非常に重要な役割を果たします。
で、これが前夜祭というか、完全な下準備で、すぐに食べないなら小分けして冷凍します。下茹での煮汁も必要に応じて煮詰めて小分けして冷凍。
当日は朝からソーキ煮と煮汁を解凍。直前に電子レンジでも大丈夫ですが油っこいせいか小分けのフリーザーバッグが溶けやすいので注意。
次にスープを制作。上記の煮汁をベースとして、適宜水を加え、4人前の場合の分量ですが、白だし(大さじ1程度)、塩(小さじ1〜2程度)、醤油(大さじ1程度)、みりん(大さじ1〜2程度)を加えていったん煮立たせてスープにします。これは気分次第なので調味料の分量を適宜調整。失敗したときのためにインスタントのスープも用意しておくべきです。
ソーキ煮はフライパン(小)などでアルミホイルで落し蓋して温めます。この煮汁(醤油っぽいの)も盛り付けるときにソーキの上から掛けます。
同時に寸胴鍋で多めの湯沸かし。市販の焼きそば麺のような沖縄そばは茹でません。湯通しのみです。湯通し時間が長いとブヨブヨになってマジでマズいです。10秒以下でよし。
で、準備したスープを丼にいれて、麺も入れて、最後にソーキ煮2〜3切れ(煮汁も掛ける)を入れて完成。
沖縄そばの麺の入手が関東では困難ですが、わしたショップなんかで手に入りますし、葛西近辺へクルマで行ける人はリトル沖縄オーバーシーズで激安で入手することもできます。もちろん沖縄に行く機会があれば地元のスーパーマーケットでいろいろな種類を買って来れるでしょう。