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2025年3月26日

法規制ではないがゆえのイノベーション:福島県夜の森のピンクの矢羽根

自転車の走行空間は「車道」であるわけですが、自転車がより走りやすくするために昨今、さまざまな事業が行われているわけです。

そのなかでも自転車走行指導帯、矢羽根、ナビマークと言われるものは、なかなか面白い存在で、法規制としての拘束力はない路面標示となっています。走行指導帯の上を自動車が走ったとしても違法ではありませんし、逆に走行指導帯を外れて自転車が走ったとしても違法にはなりません。

なお、自転車専用通行帯や自転車道といわれるものはれっきとした規制で、自動車が理由もなく走行したら違法になります。

で、福島からこんなニュースが。


路面標示、ピンクの「矢羽根型」 富岡・夜の森の桜並木道路

走行指導帯の矢羽根表示ってライトブルーであることが多いのですが、福島県の夜の森では、桜並木なのでピンクの矢羽根にしたというニュース。

法規制でしばられてしまうと、こういう創意工夫ができないわけですが、しばりがないがゆえに、こういうイノベーションが可能になるわけですな。

とはいえ県警の上層部が日和見主義だとこういうアイディアも潰されるので、福島県警GJというべきところかもしれません。


カテゴリ: bicycle,Environmental policy — Masa @ 10:57 AM

 

2025年3月11日

金沢でマイカー→徒歩・自転車・公共交通へのトランジションを考える

ひさびさに金沢市へ。

科研費研究の一環で2018年頃から、トランジション・マネジメントのフィールドワークをしていたのですが、コロナ禍の混乱、さらに昨年の震災もありずっと止まっていました。やっと再起動のような感じのワークショップを開くことができました。

 

 


カテゴリ: bicycle,Environmental policy,Transition — Masa @ 6:59 AM

 

2024年11月13日

バルセロナの交通インフラ視察(シェアサイクル編)(11/06/2024)

宿のバルコニーから人の動きの観察をしていると、自転車のなかでシェアサイクルが占める割合が非常に高いことに気がつきました。

時間帯によって利用率は変わるんでしょうが、朝の通勤時間帯は半分近くが赤いシェアサイクルだったような気がします。

しかし街を歩いていて、ステーションをあまり見かけなかったので、どうしてこんなにみんな使っているのかしら?と不思議になりました。政策的にうまくやっているんでしょうね。


カテゴリ: bicycle,Europe,Public policy,Transition,Urban planning — Masa @ 4:00 PM