2024年4月8日
ついに入手したキャベピィMAX。これでコンビニで千切りキャベツを買わなくても安価に毎日キャベツダイエットに勤しめる・・・
はずでしたが・・・
きょうはじめて使ってみたら、ボソボソしたカスみたいなのばかりできてしまって、きれいな千切りができませんでしたOrz…。
うわー、使い方悪いのかなー?ネットの評判に踊らされて失敗したのかなー?なんて思って、パッケージを見てみたところ・・・
春キャベツの写真に思いっきり「✖」がついとるやん!
どうやら春キャベツはダメで、冬の葉がギュゥギュゥに詰まったヤツが理想らしいです。
ということで春キャベツシーズン終了までキャベピィ体験はおあずけ。
でも春キャベツは包丁で千切りすれば、少しくらい太くても美味しいですものね。
これを言い訳にせず、キャベツダイエット続行します。
2024年4月7日
自分は実は船酔いがヒドい人で、10年くらい前まで、船に乗ること自体を避けてましたし、敢えて船に乗って釣りをするなんて完全アウトオブ眼中でした。
それが知人に船に一度連れて行っていただき、酔いどめとかいろいろ指南いただいたら、結局「なんくるないさぁ!」ってことが判明。
乗船料がかかるのですが、陸上に比べると船のほうが圧倒的に釣れる(ことがほとんど)なので、船に移行してしまいました。
最近の自分の海釣りは船:陸=9:1ですね。埼玉県民なので近所の池で暇つぶしに竿を出すのを含めると、もう少し陸が増えますが。
とはいえ、なんで船釣りが増えたのかなと考えてみると、結局、自分が海無しの埼玉県民だからなんですよね。わざわざ海まで1時間以上かけて早朝ドライブするので、それならできるだけ数多く釣りたいわけです。そうなると、魚が陸に近寄ってくるのを待つ余裕もなく、船で魚のいるところへ連れて行ってもらいたくなるもの。
実際、船宿の駐車場には埼玉県内のナンバーのクルマが多く駐まってることが多いんですよね。金沢八景なのに、大宮、春日部ナンバーだらけなんてことも。
逆に、陸上からの釣り場って地元の人が比較的多い気がするんですよね。チャリで毎日来る爺さんとか。行きたくなったらフラっと行ける近所の人は、わざわざカネ払って船に乗らなくても、天気がよくて空き時間があったらテキトーに竿出せばいいんですものね。しかも魚がいなければすぐにあきらめて、また翌日にでも来ればいいわけで。うちら埼玉県民の執着心とは無縁のロハスな世界ですな。
そう考えると、釣りにもいろんなスタイルがあっていいし、自分のライフスタイルに合った釣り方を見つけるのも、趣味としてダイジかもしれませんね。
2024年4月5日
昨年夏、トランジションの必要性とその加速についてまとめた「トランジション」という書籍を出版させていただきましたが、当初、思ったほど反響がなく、ショボーン(´・ω・`)としておりましたが、最近になってジワジワとインパクトが出てきました。
で、政府(環境省、農林水産省、経済産業省、国土交通省の連名)が先週、3月29日に「ネイチャーポジティブ経済移行戦略」なる文書を発表しました。
その末尾になんと、下記の1文が入りました!
トランジションマネジメントの考え方に則り、アーリーアダプター(初期少数採用者)をアーリーマジョリティ(初期多数採用者)へと拡大するための施策を展開しつつ、施策の進捗による効果を見極め、経済活動にもたらす影響も踏まえた上で、必要に応じて適切な規制を含め施策の深化を図る。(p. 24)
自分はそもそも、「ネイチャーポジティブ」についてほとんど知見がなく、審議会にも全く関わっていないのですが、公私含めて小職の複数の知り合いのみなさんが生物多様性研究の関係で本件に関わられているようで、その関係でつながりができたのかもしれません。この文書の最後のとりまとめの頃には、さすがに環境省のご担当者とコネクションができまして、文章についていろいろやりとりさせていただきました。今年1月には環境省主催のシンポジウムでもトランジションについてご紹介させていただきました。
そんなこともあって、ネイチャーポジティブについて少し勉強してみたのですが、まさにこれはトランジションが必要な施策なのですよ。要は、従来(産業革命以降?)の生産システムは生物多様性の減耗を暗黙の前提にしてしまっていたけれども、経済活動を停滞させることなく生物多様性の維持・改善(=ネイチャーポジティブ)を図るためには生産システムの抜本的な入れ替え、つまりトランジションが必要なのですね。
もちろん従来から生物多様性(というか自然)を守ろうということで、山村で活動家みたいなことをする人たちは日本にも世界中にも、たくさんいたとは思いますが、彼らが社会経済活動の「あたりまえ」にはなってないのが現実でしょう。ニッチにとどまってしまっていますし、社会経済活動の縮小を志向している人も多そうです。またいわゆる大企業も、欧州で気候変動と並んで生物多様性についての監査・情報公開を要求されるようになってきたことから、危機感を抱き始めているようで、トランジションへの圧力がかかりつつあるようですが、やはり現在の経済システム(レジーム)の下でこれまでの「あたりまえ」を変えることは容易ではないようです。フロントランナー的社会起業家などは出てきているようですが、やはり「経済合理性」の観点で市場の拡大へとつながりずらい、要はキャズム問題に直面している模様。
そんなこともあり、日本の気候変動対策は相変わらずGXということで、ラジカルなトランジションがあまり前に出てきませんが、ネイチャーポジティブについては「トランジション」の意識が広まりそうな予感がしています。残念ながら日本政府の気候変動対策は欧米諸国に比べて大幅に出遅れているように見えますが、生物多様性・ネイチャーポジティブの分野ではトランジションを一気に加速させて欧米を見下せるくらいの勢いがつくといいなぁ、と期待しています。