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2024年11月30日

スペインのプリングルス(ハム味)

バルセロナに行くと決まって、何をお土産にすればいいのか解らず、家族に訊いてみたら「ハム味のプリングルスが旨いらしい」と云うので、現地のカルフールでしこたま買ってきました。

で、どうかというと、なかなか旨いっす。自分的にはメチャウマというほどではなかったですが、なんか癖になる味ではありました。家族などには評判がよく、体積がちょっとかさばるのですが、軽いので、お土産にはちょうどよさそうです。

カルフールには沢山売ってましたが空港の売店などでは見かけなかったので、事前に大きめのスーパーマーケットの目星をつけといて、買いだめするのがよろしいかと思います。


カテゴリ: Europe,Food — Masa @ 12:08 PM

 

2024年11月19日

岡山へ弾丸出張

さる週末は岡山へと弾丸出張でした。

週末の夜の「のぞみ」なので、やっぱし混んでますね。出発後しばらく、隣に座ったおっさんの貧乏ゆすりが酷くて辟易でした(寝てしまったのか、静岡あたりで落ち着いたのでなんとかなりました・・・)。

週末の夜なので仕事する気はなく、大好きなFriends全集のDVD(からリッピングしたファイル)を持ち込んでノートパソコンで視聴。感覚的にはほぼ自宅でダラダラ過ごしている感じ。

気がついたら京都を過ぎて新大阪駅に到着。そう、この日は新大阪泊です。

というのも、どうやらこの週末に岡山で複数の学会が開催されていたようで、1ヶ月以上前でさえ、大学規定の値段(12,000円)以下ではホテルの部屋がぜんぜん空いてない!いろいろ探した結果、新大阪の駅からそう遠くないところに、いわゆるキャビンルームですが小ぎれいな雰囲気の部屋が7000円で見つかったので、途中下車して宿泊することに。こうして研究費の節約してまっせ。

新大阪駅で降り、トボトボと北の方角へと15分ほど歩いて、今夜宿泊のJ-Gardenへ。とても新しくて、ロッカーから何からなにまでキレイでした。受付の人も丁寧でナイス。温泉ではないですが大浴場もあって、リラックスできました。

ただしキャビンルーム(鍵のかからない部屋)が、想像以上に音が響いて隣に聞こえてしまう(というか隣の部屋の音がよく聞こえる・・・)ので、深夜着の自分はかなり気を使いました。以前、羽田のファーストキャビンに泊まったことがあるのですが、あそこはぜんぜん音が響かなかったのですが・・・。また通路の照明がもろに室内に入ってきて、寝ているとまぶしいのもツラかったです。何度か目が覚めました。耳栓は持ってきたのですが、アイマスク持ってこなかったのが失敗・・・。

翌日は午前6時起床、共有の洗面所(これもキレイ)で整髪して、いざ旅を続けます。

7時過ぎの「みずほ」(鹿児島中央行き)で岡山へ向かいました。JR東海が嫌いだからせっかくだから西日本の車両に乗りたかったので・・・。

8時過ぎに岡山駅着。予定よりもかなり早かったのですが、バス停に行ってみたら、なんと「岡山大学行」という臨時バスが出ている!どうやら岡山大学の学内で複数の学会や行事が行われていて、需要過多のため、臨時バスを運行していた模様。直行だったのでとてもラクチンでした。

で、学会発表を終えて、雑談の後、岡山空港へGO!夕方に駿河台で打ち合わせがあるので急ぎトンボ帰りです。

岡山大学筋のバス停までトボトボ歩いて、待ち時間がちょっとあったので隣の巨大な公園(サッカースタジアムらしきものがあった)でボーっとメール打ったりしてから、バスに乗車。PASMOが使えて便利。予定通り12:00に桃太郎空港着。

おみやげ(ままかりの酢漬け、きびだんご)を買ってから搭乗。737だったのでちょっと揺れましたが、短時間の快適なフライトでした。ただし羽田が沖止めで予定より時間かかったのはトホホでした。小型機だと沖止めされちゃうんでしょうね。


カテゴリ: Travel — Masa @ 10:00 AM

 

2024年11月18日

革新的技術導入の合意形成について講演@第70回土木計画学研究発表会

さる週末は、岡山まで弾丸出張して、第70回土木計画学研究発表会のスペシャルセッション「革新的技術の社会実装を阻む合意形成の谷」で発表してきました。出張移動の顛末は別途書こうと思いますが、今回はマジメに発表の内容について。

正直、データに基づく実証的なお話ではなかったので、あまりインパクトのある話ではなかったとは思いますが、土木学会という工学系の技術者が集まる場で、科学技術社会論的な視点から問題提起をさせていただいた感じです。

その場で言いたかったことは、革新的技術というほどのものの導入であれば、我々の日常が便利になるという程度では済まず、社会の「構造」までをも変化させる、つまりトランジションが起きるということ。だからこそ、その導入について社会として熟議が必要ということを述べたうえで、次いで、トランジションにおけるIncumbent問題をお話しました。

Incumbent問題というのは、現在の構造下における主要ステークホルダー(incumbent)は、現在の構造の受益者であるため、彼らの「合意形成」を行う、トランジションを阻む結論へと導かれてしまうこと。よって、革新的技術についても、ステークホルダーの合意形成を図ると、結果としてトランジションを阻む方向、つまり技術導入を阻止する方向へと社会が導かれてしまうという問題があるのです。もちろんそのトランジションが長期的視点からしても望ましくないのであれば、阻止したほうがよいのでしょうが、長期的にはトランジションが必要であるにもかかわらず、短期的視点から阻止されるのであれば、人間社会として(将来世代への責任として)よろしくないことでしょう。

要は、革新的技術の導入についての社会的な熟議は必要だけど、ステークホルダーの合意形成を図ろうとすると必要な技術導入も止められちゃうよということ。で、「どないすんねん?」という問題提起をさせてもらいました。

発表時間も短かったので解決策は敢えて言いませんでしたが、たとえばトランジション・マネジメントの考えを採用するのであれば、ステークホルダーではなく、フロントランナー(未来のステークホルダー)を巻き込んでボトムアップで徐々に技術を広めていきましょうという解決策が示されているわけです。

聴衆のみなさんにどれくらい伝わったのかは微妙ですが・・・こういう問題提起を、敢えて土木技術者が集まったところで続けていきたいとは思います。

あと、何名かの方と10年以上ぶりに再会できたのが大収穫でした。時がたつのは早いw。


カテゴリ: Science/Technology Policy,Transition,Urban planning — Masa @ 1:41 PM