2009年10月28日
東芝が電気自動車に向け2次電池の量産工場を新設
このニュースはいい知らせだと思いました。以前から東芝が柏崎に工場をつくるという話はあったと記憶していますが、これはその流れなのでしょう。
柏崎刈羽発電所と直接の関係があるわけではないでしょうが、なぜあえて柏崎に東芝が?と考えると、やはり発電所の存在とまったく無関係だとは思えません。しかも電気自動車向け電池ですから、原子力発電でつくった電気を溜め込むための電池を製造することになるわけです。これだけ不景気なわけですし、大企業の企業立地は地方経済にとって重要な活性化材料。少なくとも柏崎市内では東芝は大歓迎されるでしょう。原子力発電に絶対反対の立場から見ると、原子力発電依存の経済構造(いわば「鉄の檻」)を一層強固にするものではないかと思われるでしょうが、柏崎の地域経済が心配な私としては、三法交付金などという不安定なシステムよりも、企業立地による雇用確保というサステナブルなシステムのほうがまだましではないか、と感じた次第です。もちろん、東芝一社依存になるとバーゲニングパワーを失い危険なので、柏崎市は日立なり三菱系なり、他社の誘致も推進したほうがよいでしょうが。
2009年9月12日
米デルタと資本・業務提携で交渉=日本航空、外資受け入れで再建へ
日航、米デルタが資本支援…エールフランスも
日航、米デルタが出資打診 300億~500億円 交渉は流動的
これだけはやめてくれー!
アメリカン航空常用者としては非常に困る。第一、デルタは大韓航空と昔から組んでいるんだから、日航がその傘の下に入っても碌な目に遭わないのは目に見えている。国交省としてはつきあいの長いノースウエスト系列のほうが安心なのかもしらんが、東アジアにおける日本の国益としては全日空-ユナイテッド(スタアラ)、大韓-デルタ(スカイチーム)、日航-アメリカン(oneworld)という枢軸が安定していてよいはずだが。第二に、観光庁などつくった国が、航空会社を海外資本に売り飛ばすようなことをして大丈夫なんだろうか?成田でなんとか維持している東アジアのハブ機能さえ中国・韓国に持っていかれてしまうんじゃないか。
日経の記事にあるように、交渉は容易に固まらんでしょう。やっと落ち着いてきた成田の第1、第2ターミナルのエアライン配分もどうする気なんだろうか。日航もこれをテコにoneworldとの交渉をがんばっていただきたい。というか、まるでデルタの出資が決まったかのような記事が多いのは、役所の情報を鵜呑みにしかできないマスコミの愚鈍さの露呈ような気がする。
ま、これだけは客観的な意見を申し上げられる立場にございませんが・・・。
2009年7月5日
大阪府公表前に研究職員が論文 タミフル耐性ウイルス
職場の行く末が不安であれば、次の職場を見つけられるように準備するのが合理的選択。だからこそ公務員に一定の制限を課しつつ特別な待遇を与える社会制度ができてきたのです。ま、その特権が度を過ぎると問題でしょうが。しかし、公務員を「民間」と全く同じ扱いにして、職員が転職のことばかり考えないといけない状況にしたから、こんな事件がおきるわけです。公益のために公表するよりも論文書いて次の就職先探したほうが職員にとって合理的に思えるのが、いまの大阪府政なのでしょう。どうもこのところ、ネオコン的思想がはびこってますが、じきに、こういう弊害がたくさんでてくるでしょう。そのときまで、自分が誰に投票したのかをよく肝に銘じておく必要があるでしょう。