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2016年9月9日

氏神様にお参り

ベトナム出張から帰ってきてからというもの、どうも、やることなすこと全て上手くいかず、きょうの午前中の仕事も思っていたように捗らず。

気分転換を兼ね、昼休みに、神田の氏神様である神田明神にお参りに行ってきました。本郷&駿河台でこの10年弱仕事してきたわけですが、一度も神田明神にお参りしたことなかったのが不思議。

聖橋を超え、交差点を右に曲がると、大きな鳥居が見えてきます。

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短いながらも参道がありまして、左側には茶店、オサレ系の喫茶店なんかもあります。

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ということでお参りして参りました。

ふと気がついたのですが、サラリーマンのような雰囲気の方々が、けっこうな数、参拝にいらしてました。鳥居や楼門をくぐるときにかなり深く一礼して入られるので、きっと地元の方なのでしょう。

お参りしてふと気がついたのですが、自分は大学教授なんて商売をしているので、ヒトに頭を下げる機会がなくなってしまっていたんですね。お参りするとき、頭を下げるのになんとなく違和感を感じる自分に気づき、「あ、こんな自分じゃいかん。」と自戒した次第。このところの不調も奢った自分が元凶だったのかと。

でも、ちゃんとお参りしたせいか、いいことがありました。

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なんと、こち亀の原画(奉納された絵巻の一部)が展示されてました!もちろん拝見してきました。最近の画風なので中川と麗子の顔にちょっと違和感を覚えなくもないですが、実物を見れたのは運がよかったなーと。

「きちんとしてれば、いいことがあるかもしれないよ」って暗示かもしれません。


カテゴリ: Tokyo,Travel — Masa @ 12:57 PM

 

2016年6月29日

JAL副操縦士の件は暴行よりも飲酒とストレス管理が問題では?

副操縦士が警察官殴った疑いで逮捕 JAL1便欠航に | NHKニュース.

飲酒して酔って暴れた副操縦士が逮捕されたので欠航、というニュースがあるわけですが、これって暴れたことよりも、そもそも酒を飲んでいたということのほうが重大な問題のように思われるわけです。

JALでは社内規定で
「乗務開始の12時間前から運航終了まで一切の飲酒をしてはならない」
「12時間以前であっても乗務に支障を及ぼす飲酒をしてはならない」と決まっています。
(出典:https://tabi.jal.co.jp/tabicolumn/2011/07/md90.html)

というルールだそうですが、翌日朝7時35分のフライトに乗務予定だったのに、午後10時ごろ酔っ払って暴れて逮捕されているので、たぶん暴れてなかったとしても、上記の飲酒禁止の規定に違反してますよね。たぶん一緒にいた機長もかなり厳しい処分がくだるでしょうね。

今回は警官に殴りかかるという乱暴狼藉があったので明るみにでたわけですが、そういうことがなければこの機長と副操縦士は何事もなかったのように乗務していたかもしれないわけで、こっちのほうが乗客としてはよほど怖いわけです。ですので日航は逮捕云々のことよりも、むしろ飲酒に関する規定のコンプライアンスをどう確保するのか、根本的に見直さないといけないでしょうし、どう見直すのかを世間に説明したほうがよいでしょうね。日航ヘビーユーザーとしてはしばし注視していこうかと思うところです(でも全日空・スタアラへの亡命はなんとなく嫌だしどうしたものか・・・)。

また、機長に対して不満があってこんな事件になったのかと思いますが、そういう、ストレスみたいなものの管理もどうなってるのかと心配なわけです。もうみんな忘れかけてますが、ほんの一昨年にGermanwingsの副操縦士がアルプスに機体を突っ込ませて乗客もろとも自爆した事故があったわけです。もっと昔には「機長やめてください」もありましたね。飲酒だけでなく、そこらへんについても日航が何か対策を示してくれないと、乗客としては不安が募りますわ。


カテゴリ: Travel — Masa @ 11:06 AM

 

2016年6月14日

トーキョーから自宅まで徒歩帰宅してみた

このところ節酒をこころがけているせいか、逆に、酒を飲むと挙動不審で体調不良になりがちな今日この頃。

先日、東大で所属していた(というか客員として所属している)元研究室で飲み会がありまして・・・メンタルに強くないあたし、歓談しておりましたら、ダラーオークションゲームのようにエスカレートしまして、気がついたら終電はとっくのとうに出発済。

みなさんタクシーなどで帰られましたが、埼玉方面はあたし独り。しかも翌朝6時にやらないといけないことがあったので、タクシーで帰っても、寝飛ばすのが怖い。てなことで、

埼玉県の自宅まで歩いて帰る!

ことにしました。酔ったイキオイって怖いっすね。ただ、東日本大震災のときから、職場から歩いて帰るルートを確認したいって、ずっと思ってたんですよね。

忘れもしない2011.3.11(金)、翌週から休暇を取って、実家に帰る予定だったので、東大には自家用車で来ていました。帰省中の仕事の書類だの、積ん読になってた本などを持ち帰るための偶然。そんなときにあの地震。こんどあの地震が起きたらクルマは機能しないでしょうが、あのときは首都高が封鎖されてた以外、一般道は特に問題なし。僕も夕方には自動車で帰宅できました。

てなこともあって、午前2時ごろ、上野から埼玉県東部に向けて出発!ランニングアプリを起動して、移動距離や位置を確認しながら北進しました。

まずは不忍通りを北上。けっこうな深夜でも都市住民の自転車や歩行者がたまに通ります。金曜日の夜でしたし、飲んで徒歩で帰る人も、それなりの数いたようです。

道潅山下の交差点を右折、開成高校を左手に西日暮里駅を通過。さすがに深夜の駅はひとっこひとりいません。

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西日暮里からは、日暮里舎人ライナーの高架下を只管歩き続けます。尾久橋通りはほんと、北に向かって一直線。ひたすら真っ直ぐの道なので、メンタルに辛いですね。

しばらく歩くと、熊野前陸橋が見えてきます。自動車はここを登って荒川を渡るのですが、徒歩は土手のほうまで地面を歩きます。この陸橋、実は都電荒川線の上を越えてるんですね。自動車でしか通過したことがなかったので気づいてませんでした。これも徒歩移動の収穫。

ほどなくして、土手の階段を登ると、荒川が見えてきます。埼玉県民としては、荒川を越えると、「家に帰ってきたなぁ」という気持ちになるわけです。夜の荒川を徒歩で越えている間、橋から誰かに突き飛ばされやしないだろうか・・・とドキドキものでしたが、無事通過。

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気分的にはすでに埼玉到着なわけですが、実際はまだ東京都足立区。実はここから北側の尾久橋通りがいちばん、ツラい区間でした。歩道は広くて歩きやすいのですが、いつまでたっても風景はかわらず、ひたすら、一直線の道を歩き続けるのみ。実際、距離としても、上野から荒川までは自宅までの距離の1/4以下だったんです。

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荒川から10km弱歩いて、やっと県境越えです。それまでの間、途中でスマホの電池が切れかけました。GPSをずっと使ってるので、電池の消費が激しいんですわ。これがたぶん、今回のチャレンジの最大の収穫で、震災などで徒歩で自宅に帰るときも、予備のスマホ充電器を携行しないと危ないですわ。今回はコンビニに立ち寄って電池式充電器を買えたのでよかったわけですが、震災時なんてゼッタイに買えないでしょうね。徒歩で帰る場合は、携帯の電池式充電器と、水(500mlくらいで十分そう)を準備してから歩き出す必要がありそうです。

さて、埼玉県境を超えてからは、細い裏路地を歩き続けることになります。あまり詳しく書くと自宅バレになるので止めときますが、Google Map先生の指示通り、幅員4m程度の細街路をひたすら歩き続けます。おもしろかったのが、途中に神社や小学校などがあり、たぶん、旧街道か何かだったんでしょうね。

こうして歩き始めてから約4時間後、自宅に到着いたしました。自宅に着いたころには夜は明けて朝日のまぶしい空。

深夜に歩くのはおっかないのでオススメしませんが、震災時の帰宅経路確認と、ちょっとしたチャレンジとして、職場から自宅まで、徒歩で帰ってみる、というのも悪くなさそうです。

そいえば、途中、こんな幟を見つけました。僕の講義で使えそうなので、そんな意味でも、収穫のある旅でした。

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カテゴリ: Tokyo,Travel — Masa @ 4:11 PM