2017年1月17日
埼玉新聞を眺めていたこんなニュースが。
山田うどん、都心部へテナントで出店 料理の質高め、メニュー絞る
埼玉のソウルフード、山田うどんが都心部にテナントで出店とのこと。どこなんだろうと思いきや、五反田のTOCビル。あそこって微妙に駅から遠い場所ですよね。自分は、約20年前川崎に住んでいた頃、首都高2号線から中原街道に下りるときに見かけた程度。そういえばTOCって昔は東京卸売りセンターって名前でしたよね。
いまTOCビルにどんなテナントが入ってるんだろう?と気になって、ホームページを眺めてみたら、運営会社関連で気になる記述が。
「星製薬」と合併していまのTOCに社名変更したようです。「なんで製薬会社と合併?」と思いその会社のホームページを開いてみると、なんと星新一(作家)の実父が創業した会社とな!TOCビル自体、星製薬の工場跡地に整備されたものだそうです。そいえば、星薬科大も五反田にありますものね。
ちなみに桜木町の駅前のモール&ホテルニューオータニが入るビルもTOCの物件だそうです。そういえば壁にTOCって貼ってあったような。
ということで、意外な事実が判明しました。別に秘密じゃないから知ってる人は知ってたんでしょうが、私にとっては目がウロコでした。
2016年9月9日
ベトナム出張から帰ってきてからというもの、どうも、やることなすこと全て上手くいかず、きょうの午前中の仕事も思っていたように捗らず。
気分転換を兼ね、昼休みに、神田の氏神様である神田明神にお参りに行ってきました。本郷&駿河台でこの10年弱仕事してきたわけですが、一度も神田明神にお参りしたことなかったのが不思議。
聖橋を超え、交差点を右に曲がると、大きな鳥居が見えてきます。
短いながらも参道がありまして、左側には茶店、オサレ系の喫茶店なんかもあります。
ということでお参りして参りました。
ふと気がついたのですが、サラリーマンのような雰囲気の方々が、けっこうな数、参拝にいらしてました。鳥居や楼門をくぐるときにかなり深く一礼して入られるので、きっと地元の方なのでしょう。
お参りしてふと気がついたのですが、自分は大学教授なんて商売をしているので、ヒトに頭を下げる機会がなくなってしまっていたんですね。お参りするとき、頭を下げるのになんとなく違和感を感じる自分に気づき、「あ、こんな自分じゃいかん。」と自戒した次第。このところの不調も奢った自分が元凶だったのかと。
でも、ちゃんとお参りしたせいか、いいことがありました。
なんと、こち亀の原画(奉納された絵巻の一部)が展示されてました!もちろん拝見してきました。最近の画風なので中川と麗子の顔にちょっと違和感を覚えなくもないですが、実物を見れたのは運がよかったなーと。
「きちんとしてれば、いいことがあるかもしれないよ」って暗示かもしれません。
2016年6月29日
既存市街地におけるマンション建設って、何かとモメゴトの種になりますよね。
川口市、ワンルームマンション条例制定・住民マナー向上へ:日本経済新聞.
こんな記事を見つけました。ワンルームマンションにターゲットを絞った対策のようです。どうやらゴミ出しに関して近隣住民とのトラブルが多いようで、ゴミ出しくらいちゃんとしろよ、って意味合いがあるのでしょうか。確かに川口市って一般ゴミの収集がなんかちぐはぐでうまくいってない印象あり。
しかし「マンション紛争」というと、どちらかといえば、景観とか日照とかで揉めてることが多い気がします。駅から徒歩圏ぎりぎりでちょっと郊外の古めの市街地、築数十年の戸建住宅が立ち並んでいる地域で、工場や倉庫が撤退した空地に、ドカーンと大きなマンションが計画されると、近隣住民が反対だ!と騒ぎ出す、という構図でしょうか。
まぁあの手の紛争は、結局、用途地区の実際の設定が、住民たちの想定と異なるから起きてしまうのでしょうね。ほんと、戸建を所有する人に、用途地区の制度を理解していただく制度を何かつくらんといかんのだろうな、と思う次第です。戸建住宅の売買の際に仲介業者が説明する義務を設けてもいいのかもしれませんね・・・まぁそんな大きな買い物なら買主が自主的に勉強するのが当然だろという見方もあるかもしれませんが。
で、川口の事例はこういうタイプではなく、むしろ「ゴミ出し」や「駐輪」という、建築そのものではなく、利用に伴うトラブルへの対応のようです。
マンション紛争といってもいろんなパターンがあるのですね。ですので、十把一絡げに「マンション紛争」と言ってしまうのもよくないかな、と思った次第であります。人口減少といっても都市内でのこういう問題はなくならないどころか、文化の多様性を包摂するのであれば、なおさら増えていくのかもしれませんね。