2019年8月19日
固着した自転車のサドル(シートポスト)を復活する方法
たまには世間のお役に立ちそうな情報を共有してみようかと思います。
しばらく乗っていない自転車を駐車場に放置していたのですが、ひさびさに整備しようかと思って触ってみると、サドルの高さ調整が全く動かない!
首を絞めるようなネジはユルユルにできるのですが、鉄の棒(シートポスト)がサビでフレームに固着しちゃって動かないわけです。
(写真は少し緩んだ後のものです・・・)
さて、どうしたものか。ネットで調べるとシリコンスプレーを1日浸透させれば動く、ということでやってみたのですが・・・
ダメです。うんともすんとも言いません。かなりの力をかけるので椅子のほうが壊れちゃいそう。
これでダメなら廃車、みたいなこと書いてある広告満載のクソブログもあり、あきらめかけていたところ、知恵袋か何かに、木槌でたたけば外れるとの情報が。
我が家には木槌はないのでウエスを噛ませてから金づちでトントンとやってみます。
簡単には動きません。
カン、カンカン・・・
で、力づくで押してみると
ククっ
2mmくらいシートポストが回った!
ビミョーなんですが確かにシートポストが回ります。
シリコンスプレー追加してさらに叩くと
ガクッ!
1cmくらい回るようになりました。これを繰り返していくうちにかなり動くように。
ガッコンガッコンやっているうちに遂にシートポストがハズれました!
「クララが立った!!!」レベルの感動!
ヤスリでサビを落として機械油たっぷり塗って元の鞘へ。
ということで、シートポストが固着した時の外し方は
・シリコンスプレーを隙間にできるだけ浸透
・ハンマーでたたく
でイケそうです。なお叩くのは、フレームの一番上のほうが効きそうです。シートポストとフレームの隙間から水が浸み込んでサビているようなので、そこらへんを集中的にたたくのがよさげです。