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2024年5月4日

嫌われる選挙運動

クルマで近所の駅へ愚息をお迎えに行ったところ、憲法記念日ということで、地元選出の某衆院議員が駅前で改正云々とご演説。

まぁ駅立ちはダイジだとは思うのですよ。

しかしこの駅、郊外住宅地のどまんなかにあるものですから、送迎のクルマが非常に多くて、雨が降り出した夕方なんて東南アジアの大都市レベルのカオスな状況になります。バス停の場所にまでマイカーが停車してバスにクラクション鳴らされて追い払われたり、乗降場所が狭いものだから少し離れた路上でみんな待機したり(この路上さえスペースがなくなることも・・・)。しかし駅前広場のまんなかにあるデカいタクシープールは、タクシーが待機していることは稀なのに、進入禁止・駐車禁止ということで、一般車両は使えません。もうすこし運用をうまくできないものかね・・・と地元住民みんなが、悶々としている場所。

で、きょうはそのタクシープールに議員や関係者のクルマが堂々と4~5台、駐車しているわけですわ。しかも政党の名前がデカデカと書かれたサウンドカーも。そこで演説しているのであれば、まぁわからんでもないのですが、単なる駐車スペースとして使っていて、本人たちは駅出口の人通りの多いところで街宣してるわけです。

まぁたぶん、許可は取ってるんでしょうけどね。駅前に交番あるし。

でも普段、「駐停車場所が少ねぇなぁ・・・」「タクシープールに停車できたらラクなんだけどなぁ・・・」と感じている地元住民からすると、「なんであいつらが駐車してんだよ!」「どうせ議員の特権なんだろ!ちくしょうめ」とやっかみたくもなるものです。自分が駅に用事があるときは、近所のコインパーキングにカネ払って駐車して歩いてくるしかないわけだし。

たぶん今日、送迎であのクルマを見かけた人は、「選挙でこいつの名前を書くのは絶対にやめとこ」って気分にはなったでしょうな。人間なんてそんなもの。


カテゴリ: Automobile,Public policy — Masa @ 4:05 PM