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2009年7月5日

公務員が特別である理由

大阪府公表前に研究職員が論文 タミフル耐性ウイルス

職場の行く末が不安であれば、次の職場を見つけられるように準備するのが合理的選択。だからこそ公務員に一定の制限を課しつつ特別な待遇を与える社会制度ができてきたのです。ま、その特権が度を過ぎると問題でしょうが。しかし、公務員を「民間」と全く同じ扱いにして、職員が転職のことばかり考えないといけない状況にしたから、こんな事件がおきるわけです。公益のために公表するよりも論文書いて次の就職先探したほうが職員にとって合理的に思えるのが、いまの大阪府政なのでしょう。どうもこのところ、ネオコン的思想がはびこってますが、じきに、こういう弊害がたくさんでてくるでしょう。そのときまで、自分が誰に投票したのかをよく肝に銘じておく必要があるでしょう。


カテゴリ: Public policy — Masa @ 2:26 PM