ホーム » ブログ

アーカイブ

検索


フィード


管理

2019年3月17日

ゲント駅のコインロッカー

IMG_2633

先月末にトランジション・マネジメントの調査でベルギーのゲントを訪れました。ゲントはベルギーの中ではいわゆる地方都市という位置づけでしょうか、人口25万人まぁまぁ大きな街です。ここは交通静穏化(自動車乗り入れ禁止)をやっておりまして、原則、市の中心部は路面電車とバスしか走っていません。ということで、観光地としてもそこそこ人気を博しているようですね。鎌倉みたいな感じかな。1泊するほどじゃないけど、ブリュッセル出張のついでに、ふらっと立ち寄る感じの街。

で、そんな観光地となりますと、観光客はスーツケースをどうするか、が問題になるわけです。

その解決策がゲント駅(Sint-Pieters駅のほう)にあるコインロッカー。出口(北口)に向かって左側、駅舎内の通路の先にありました(切符売場の裏)。

IMG_20190220_1444308

使い方は忘れてしまいました(意味ないw)が、日本語での画面表示があるので、日本語ボタンを押せば、ちゃんとした説明が出てきます。

IMG_20190220_1444412

で、ロックされると、こんなチケットが印刷されてでてきます。

2019-03-17-09-26-18-01

引き取るときは、このバーコードを読み込ませる(操作部のAFHALENというところ)と、ガチャンと鍵が開きます。

自分が使ったときに困ったのが、細かいユーロのコインをたまたま持ち合わせていなかったこと。コインロッカー使うつもりの人はコインをちゃんと持参しましょう。

欧州のこういうのって壊れてて当然、みたいな先入観がありましたが、これはかなりチャンと動いてました。数もたくさんあって、それなりに埋まってましたけど、空きも十分ありました(しかし夏は混んでるかも)。


カテゴリ: Europe,Travel — Masa @ 9:42 AM

 

2018年10月16日

フィンランドのコーヒー事情

先月のフィンランド出張で驚いたのが、当地のコーヒー事情。なんと、フィンランドは一人当たりのコーヒー消費量世界一!らしいです。

ほんまかいな?と思って調べてみたら、ルクセンブルグがもっと多いようですが・・・なんか統計のアヤのような気がしますので、実質的には一位なんじゃないかと思われます、はい。

確かに、会議では必ずコーヒーが常にavailableな状態にありました。またホテルの朝食でも、「(コーヒーは)darkがいいか?lightがいいか?」と聞かれるほど。日本ならコーヒーはコーヒーでしかないんでしょうが、フィンランドではローストの具合で味を区別するほどの存在なんでしょうね。

ということで街中にはコーヒー屋さんがたくさんあるようです。しかもいわゆるスタバだのタリーズだのではなく、ローカルのコーヒー屋さん(カフェ)も多いみたい。

オランダから来てた先生が「あるカフェに立ち寄ってから会議に行く」というので、その先生をピックアップするためにみんなでこのカフェに寄りました。

Cafetoria Café & Shop
Runeberginkatu 31, 00100 Helsinki
https://cafetoria.fi/

店舗の写真撮り忘れましたが、なかなかオサレな場所です。いかにも「北欧雑貨」然としてなくて、それが逆によかったです。

IMG_20181015_1249029

おみやげに豆買って来ました。フィンランドみやげにコーヒー豆を買ってくるのって、なかなか、いいと思いますよ。


カテゴリ: Europe,Food — Masa @ 9:40 AM

 

2018年9月7日

スオメンリンナの朝(ヘルシンキ出張その1)

ヘルシンキに行ってきました。COREというフィンランド国内のプロジェクトの国際アドバイザーなるお仕事。

最終日、帰路の飛行機の出発が夕方だったので、午前中は街歩きしてきました。

フィンランド環境研究所の研究員のオススメで、朝イチはスオメンリンナという離島を訪れました。ヘルシンキ市内の美術館や店舗は営業開始が遅いので朝イチは観光するところがないんですが、離島への渡船は地元の交通局が朝から動かしているんですね。

IMG_20180906_0834106
IMG_20180906_0836099

8時50分の渡船に乗船。乗り場に自販機があって、12時間有効のスオメンリンナチケット(5ユーロ)を購入。

IMG_20180906_0839217

渡船はガラガラ。デッキで心地よい風を浴びながらフィンランドの海を眺めます。15分ほどの旅。全くといっていいほど揺れません。

IMG_20180906_0857005

現地ではモデル散策路がブルールートとして設定されていて、どの地図にも青色の線が引いてありました。とはいえ島の奥のほうまでいく時間がないので今回は途中まで散策。

IMG_20180906_0908328

石畳の道をのんびり歩きます。人がいないので、ほんと、ゆったりしています。

丘を超えると水路がありました。水のなかを眺めてみたら、鰯の群れが悠々と泳いでました。うーん、釣りたいっ。

IMG_20180906_0935103

橋を渡ると、いかにも防塁という感じの構造物が見えてきます。この島は要塞だったんですね。ということで世界遺産らしいのですが、歴史は詳しくないので、何がどうスゴいのか、自分にはよくわかりません。

IMG_20180906_0922459

で、海沿いを歩くと、いかにも気持ち良さそうな空地。ベンチに腰掛け、フィンランドの水辺を眺めます。何も考えることがない。時々、蜜蜂やユスリカが飛び回ったり、巨大なフェリーが通過したり、大木の葉がそよ風に揺られたり、そういうのを漠然と眺めるだけ。自然を愛でる、とはまさにこういうことなんでしょうね。いい時間を過ごせました。

島には1時間弱滞在。10時の渡船でヘルシンキの街に戻りました。

帰る頃にはすでに観光客が押し寄せはじめ、騒がしくなっていました。ヘルシンキから来た渡船も混雑。スオメンリンナに行くなら、早朝が狙い目っぽいです。カフェや博物館などは開いてませんが、短時間でフィンランドの自然を独り占めできるでしょう。

スオメンリンナ公式ウェブサイト
HSL Suomenlinna ticket


カテゴリ: Europe,Travel — Masa @ 5:26 PM