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2015年11月6日

しらこばと水上公園のエサ釣り

埼玉県民にはお馴染みのしらこばとプールでありますが、海なし県の鬱憤を晴らすべく、冬は巨大な釣り堀となります。

おととしまでは、ニジマスの餌釣りを広大なプールでやらせてもらえる珍しい管理釣り場だったのですが、グローバル化の波に逆らえず、ここもルアー・フライが中心の釣り場となってしまいました。

去年からは、「スライダーおじさん」で有名なあのスライダーの着水プールで、細々と餌釣り池が営業されています。しかし以前と違って道具の持ち込みが禁止で、現地で渡される竿と餌(以前はイクラだったのに今はとうもろこし)のみ使えます。

さて、11月1日から釣り堀開業で、その日はお祭りがあったそうですが、開業早々、3日の祝日に行ってきました。

釣り堀のチケットはプール同様、入場門脇の窓口で買うのですが・・・この処理が遅いのなんのって。係員が3人もいるのに窓口はひとつしか開いておらず。10分以上待たされました。

で、釣り堀ですが、写真の通り魚群が思いっきり見える!とうもろこしを針につけて放りこんだら5秒もしないうちにアタリが来ます。タイミングを掴めば、必ず釣れてしまいます・・・。まだニジマスも放流されたばっかしで、みんな小さい個体で、大型のを狙う楽しみもありません。

ということで10分ほどで終了。ひとりあたり3匹まで釣っていい(リリース禁止)ので、愚息と合わせて6匹ゲット。

釣れないのもつれないですが、ここまで簡単に釣れてしまうと、なんだかなぁ、という感じでした。

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カテゴリ: Fish — admin @ 9:01 AM

 

2015年11月4日

長生きしたカブトムシ

今年のカブトムシ、自宅でメス1匹しか孵化しなかったので、伴侶としてオスを1匹迎え入れました。

7月に佐賀に帰省した際、久留米の道の駅で調達してきました。久留米の道の駅には近所の人たちが採取したと思われるカブトムシ、クワガタがたくさん売っていました。

メスにくらべて少し大きかったのでパートナーになるかどうか心配でしたが、8月にはすでに土の中に産卵していました。その卵もすでに孵って、親指大の幼虫になっています。

メスは9月上旬に亡くなってしまった(なぜか首が外れていた・・・殺虫事件?)のですが、オスはその後も元気に動きまわり、しまいには僕の指の上で腰を振りだす始末。

10月に入ると気温も下がり衰えが目立ちだし、脚も先端の関節が徐々に外れていってしまいました。最後はかなり不自由しているようでした。

で、先週、ついに動かなくなりました。気がついたときには、腹を見せてひっくりかえっていたのですが、微かに動いていたので、餌の上に置いて回復を祈っておりましたが、やはり翌日になっても微動だにしておらず、死亡を確認しました。

10月末まで生きるなんて、カブトムシとしては大往生なんじゃないかと思います。

さる週末、自宅の庭に埋めておきました。

今年は8匹ほど幼虫が孵っているようです。来年は、久留米の森からやってきた子孫が、埼玉で繁栄するのではないかと思います。

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カテゴリ: Entertainment — admin @ 7:07 PM

 

「『いいね』経済」バブルの問題

最近何かとクサれ気味の松浦です。なんか悪態つきたくなるのが中年オヤジの悪いところなのでしょうが、老化に伴うホルモンバランスの崩れってやつですかね。人間だもの、みつを。

最近どうもイラっとくるのが、いわゆる「ロハス」みたいな感じで、田舎の寒村とかで「質素」な暮らしをしながら小さな商いして村おこしになってるみたいな若夫婦のストーリー。みんな、なんでかしんないけど、揃いに揃って、無印良品あたりで売ってそうなボーダーのボートネックの長T着てるんだ。別に個別具体的案件があるわけじゃないんだけど、フェイスブックだの新興メディアだの見てると、そういうサクセスストーリーで溢れてるわけです。

ああいうのって、売ってる商品とか商売の本質ってそんなに価値がないものなんじゃないかな。結局、若干値段が高くても商売ができるのは、パッケージ、ネット上での「いいね」、有名人のendorsement、背後のストーリー・文脈で付加価値(非利用価値)をつけてるからなんじゃないかな、と思うわけです。結局、イメージ商売って意味では、AKB商法と大して違いはないんじゃないでしょうか。商品自体がもたらす価値よりも、おまけの価値の方が肥大化しちゃってる案件も、けっこうあるんじゃないかと思われるわけです。あ、ビックリマンチョコ大量廃棄なんて昔ありましたね。いまの小学生たちはビックリマンチョコなんて知らないでしょうが。

まぁロハス的なものであれば、商品自体の品質が高くて機能や耐久性が高いこともあるので、一概に否定するのもなんでしょうかね。ただ、再生産につながらない付加価値を消費することでおカネが循環する経済って、バブルになりかねないんじゃないっすかね、って言いたいわけです。みんながヴィトンのバッグを持ち歩くような経済ですな。

結局、そういう、「いいね」で価値を増すやり方っていうのはリスクが大きいんじゃないですかねー。厭きられたら一気に価値がなくなるわけだし。

一時期の「佐野研二郎デザイン」信仰なんかに通じるところもあります。田舎の山村は切羽詰まってて、なんでもいいからカネになるものは商売にしたい気持ちもわかるのですが、ブランドで価値を上増しするんじゃなくて、地域のオリジナリティがあるほんとうの価値は何かを見つめなおさないと、地方創生なんて、「いいね」バブルで終わるんじゃないっすかね。


カテゴリ: Environmental policy,Public policy,Urban planning — admin @ 9:03 AM