2018年8月31日
お盆明けくらいから、なんとなくモチベーションが下がりまくっていて、夏休みでダラダラしすぎてるのかもなぁ、と悶々としておりました。「俺って世の中に必要とされてるのか?」なんて自問自答したりして。
そんな日々が続いていたのですが、今週前半、ふと「受信トレイ」を見てみると、謎のメッセージが溜まっているではないですか。
自分はIMAPを使っているので、通常の受信メールはサーバ側の「受信トレイ」に保存されて、普段はそちらしかチェックしてないのですが、outlookのクライアントには別途「個人用フォルダ」の「受信トレイ」が強制的にセットアップされているんですね。そっちのほうにこのメッセージが溜まっていたので、2週間ばかり気づかず放置してました。
で中身を見てみると・・・
メールが配信できていないだと!?
一瞬、相手のメールボックスの問題かなぁ、なんて思いましたが、こんだけエラーメッセージが溜まってるってことは、自分側の問題でしょう。ということで、エラーメッセージの
5.1.8 Access denied, bad outbound sender. について調べてみると・・・
マルウェアによってハッキングだと!?!?!?
超焦って、自分のPCを再度ウイルスチェッカーで確認してみたり、送信済みメッセージ等に何か痕跡がないか探してみたり・・・したものの、乗っ取られた痕跡はとりあえず確認できませんでした。とはいえ、通信ログ確認したわけではないので、ちょっと不安。最近、明治大ではこんなインシデントがあったばかりですし・・・コノ俺がやっちまったか?と焦ります。
とりあえず仕事にならないので、別の個人管理のサーバから急いでメールを再送しました。
このエラーメッセージですが、送信メールすべてについて来ていたわけではないので、一部のメールは送られていたのかな?と思いましたが、どうやら、8月16日以降、全てのメールが送信されていなかったようです。完全にSMTPが阻止されてた状態ですね(泣。受信側のIMAPも停止されていればメールが1通も届かなくなって、さすがにもっと早く気づいたでしょうが、送信側だけ停止されていて、エラーメッセージも普段見ないメールボックスに入っていたので、2週間も気づきませんでした。あと、学期の期間中でなければ、対面でいろんな人に会うので、「メール届いてない!?」という話題になるでしょうが、夏休みで人と会うことが少なかったので、気づくのが遅れたかもしれません。
ということで、駿河台のサポートデスクに電話、状況をお伝えして調査してもらうと、特に不正アクセスはなく(怪しいのは九州のプロバイダからアクセスがあったという点らしいですが、それって自分の九州帰省(笑))、すぐに復活してもらえました。迅速対応感謝!
で、原因ですが・・・実は自分のミスでした。前職の東大のメールアドレスがまだ生きているので、東大に届いたメールをすべて明治に転送していました。で、その中に大量のSPAMが含まれていました。それだけならともかく、明治に届いたメールは全てgmailに転送していたので、SPAMを東大→明治→gmailの間でリレー中継させてしまい、明治のサーバー(正確にはMSの企業向けoutlook)が「こいつSPAM送ってるやん!」と自動判断してアカウント止めちゃったみたいです。当初は東大から明治の転送の際に、SPAMを除外する設定にしてたんですが、いつの間にかその設定が機能しなくなっていたようです。また、お盆にSPAMが急増したのかもしれません。まぁいずれにせよ、転送設定をミスった私が悪い。
ということでメール送信のシステムが今週復活。復活後、たくさんのお返事(仕事の用件ばっかしですが)を頂戴しました!というか、システムが止まっている間、メーリスのメッセージなどは届くのですが、自分が送ったメールへの返信が全くなかったんですよね。というかそもそもメール送信できてなかったんだから返事が来るわけもないですが(笑)。
で、思ったのですが、メールを送っても返事が来ない、って、けっこう、メンタルへのダメージが大きいのかもしれませんね。話しかけてもみんなから無視をされるのと同じでしょうか。自分はこれまでほとんど意識してませんでしたが、今回、偶然そういう状況に置かれて、返事がもらえないとジワジワと無能感に苛まれることに気がつきました。電子メールはとりあえずヒトコト返事しておくって、良好な人間関係を維持するうえで、大切なことかもしれませんね。まぁだからこそ、敢えて返事をしない、っていう選択肢もあるわけですが。
2016年7月5日
このところandroidのスマホが調子悪い人いませんか?
私は先週くらいから急に調子が悪くなってしまい、なかなか改善策がみつからず、トホホな毎日でありました。
自分のスマホはかなり古いLG Optimus Chat L04-C(通称「おぷちゃ」)というやつです。調べてみたら発売日が2011年3月6日。地震の直前に発売されたんですね。思ってたより新しいかも。しかもこの躯体、ドコモから新品で買ったことは一度もありません。自分は基本的にデータ通信しか使わない(通話しない)ので、白ロムを買って、日本通信のデータ通信専用SIMをつっこんできました(最近になって通話SIMに替えましたが)。
で、出荷時のOSはAndroid 2.2なのですが、いまどき2.2で動作するアプリなんてほとんどないんじゃないかと思います。ということで、カスタムROMというやつでOSを上書いてAndroid 2.3を動かしています。2.3なら、だいたいのアプリが動いてくれるんですよ。もちろん、民間企業がつくってる特殊なアプリは特に4.0以上限定が多くて、泣かされますが(丸亀製麺アプリも動かない・・・「お使いの端末はこのバージョンに対応していません。」エラー・・・クーポン欲しいのにorz)。
で、先週からの不調。メールとかカレンダーとか同期してないはずのときにも、同期の矢印アイコンがステータスバーに出っ放し。しかもアプリがなぜか時々強制終了するし。でも最近新たにインストールしたアプリもないし、ストレージの容量も問題なさげ。しょうがないので、本体内のデータをワイプして、カスタムROMをインストールしなおし。いわゆる初期化ですね。まぁ、たまにメモリをクリーンにするのもよいことでしょう。
で、以前の状況を再度構築しようと思って、Google Play(旧マーケット)を動かして、諸基本アプリをダウンロードしようとしたら・・・「DF-DLA-15」なるエラーが出て一切ダウンロードできない!ネット上の情報では関連するアプリのキャッシュやデータを消去して再起動すればよいというので試してみるもやっぱし、ダメ。アカウントを替えればよいというので、本体を別アカウントと紐付けしてみたもののやはりダメ。
しゃぁないので、リセットからの初回起動時に新しくgoogleアカウントを作成してみたところ、やっとDF-DLA-15エラーが出なくなりました。これでplayからアプリをダウンロードできるようになったのですが、新しいアカウントだけでは、いま使っているgmailやカレンダーと同期できないので、従来のアカウントも追加。さて、これで一件落着のはずが・・・従来のアカウントとの同期が機能しない・・・なにやっても全然データが同期されない・・・。これじゃスマホ所持する意味ないっす。
ということで新しいアカウントで起動させることはギブアップ。play経由で再インストールできない・・・。でも、こういうときに助かるのが「予備機」の存在。あたしゃ、EF58-60&61のペアのように、予備機を持ってないとなんか不安なのです。ということで、予備機からapk extractorで諸アプリのapkファイルを抽出、本機にUSBケーブルでコピーしてインストールできました。ネットから野良apkをダウンロードしてもよいのでしょうが、やっぱ、怖いですわな。
さて、これで動き出すはずなのですが・・・なんかまた当初の問題現象が発生。同期アイコンが出っぱなしになってなんか重いんすけど・・・。
いろいろ原因を探ってみると、どうやら、「Play開発者サービス」なるファイルサイズ巨大のアプリが悪の根源ではないかと思われ。ほんとはイケナイことのようなんですが、エイヤーでこいつをアンインストールしてみました。で、数分後スマホを見てみると・・・またアプリのリスト欄に「Play開発者サービス」が復活してるwww。なにこれ?貞子?いや、どうやらgoogle playをインストールしていると自動的にこいつをダウンロードしてきてインストールしちゃうみたいなのです。しかもこれに依存しているアプリもいくつかあるみたいです。たとえば、スマホを紛失したときに強制的に動作停止させたり警報鳴らしたりする機能は、この開発者サービスに依存してるみたいですね。
さて困った・・・清水の舞台から飛び降りて高価なblackberryでも買うか・・・なんて逡巡しながら、何度も本体の初期化&無駄な試行錯誤を繰り返していたところ、気づいたらいつの間にか「Play開発者サービス」が復活せずに消えたままです。なんでだろう?と不思議に思っていたのですが、よく考えてみたら、アプリをすべてapkでインストールしたらplayを起動しなくていいんですね。で、playを起動してみると「Google Play利用規約」に同意してください、という小窓が出てくるのです。そう、この規約に同意さえしなければ、「Play開発者サービス」は勝手にインストールされないのです!ということで、play利用規約に同意していない状態を維持してさえいれば、「Play開発者サービス」の魔の手から逃れられるんですわ。
同意する、をうっかり押すと悲劇が・・・
ということで、いまのところ、リセット⇒apkでアプリインストール(でもplayはゼッタイ使わない)という段取りで、「Play開発者サービス」なしで運用できています。細かいことを言えば、プッシュ型の自動同期がうまく動作しないので、taskerで5分ごとに同期させてます。
開発者サービスが存在しないためにいくつか使えない機能があって、ちょっとだけ不便でもあるのですが、動作が不調をきたすよりはまだぜんぜんいいや、って納得できる程度の不便さです。
というか、デベロッパー側が勝手にアプリを本体に仕込むってなんか気持ち悪いですわな。まぁそのほうが「便利」になるのかもしんないですが。
2016年1月10日
ネット接続を遮断するソフトウェア、Freedomがアップグレードされたということで無料版をインストールしてみたものの、なんか使いづらそうなので、使うのやめました(有料版はよさげ)。で、もっと単純に、ネット接続を無効化するバッチファイルができないものか・・・と思ってつくってみました。ちなみにWindows 7です。
どうやら簡単で、
netsh interface set interface "ローカル エリア接続" disable
というコマンドラインをバッチファイルで叩けば無効化できるようです。なお、「ローカル エリア接続」の部分は、ご自身のPCの接続名(コンパネの「アダプターの設定の変更」で表示されるもの)と一致させる必要があります。
バッチファイルのつくりかたは・・・ここで説明することじゃないですね。わからない人はネットで検索してみてください(拡張子とかよくわからない人は、こういうカスタマイズは無難かもしれません)。
なお、管理者として実行しなければ動作しないので、batファイルを管理者として実行させる必要があります。
自分は、batファイルへのショートカットを作成し、ショートカットのプロパティの「詳細設定」ボタンから「管理者として実行」チェックボックスを選択することで、クリックするだけで管理者としてbatファイルを実行させるような仕掛けにしました。batファイルを直接ダブルクリックして自動的に管理者として実行させる方法もあるのかもしれませんが・・・よくわからんかったです。
上記で無効化スイッチができるわけですが、同様に
netsh interface set interface "ローカル エリア接続" enable
というbatファイル&ショートカットを作成すれば、有効化スイッチもつくれます。
とはいえ、これではネット接続が完全に遮断されてしまうわけですよね。生産性向上という目的のためには、ソーシャルメディアと暇つぶしサイトと電子メールだけを遮断してくれればよくて、論文データベースやクラウドストレージやwikipediaなどには接続できないと困るわけです。
じつはソーシャルメディアと暇つぶしサイトはAnti-Socialというソフトウェアで遮断できるので、ボクも普段は使っているのですが、これでは電子メールが遮断できないのですよ。とはいえ、上記のようにネット接続を完全に遮断しちゃうと、論文もストレージもアクセスできなくなるわけで・・・ちょうどいい無料ソフトがどこかにないかなぁ。