ホーム » ブログ

アーカイブ

検索


フィード


管理

2017年11月20日

オサレ系のクラフト市:越谷てしごと市に行ってみた

最近、埼玉県南ではオサレ系のムーヴメントが盛り上がってるようです。

ぼくが言う「オサレ系」とは、個人や夫婦、あるいは友人たちで、自分のコダワリが詰まった、クラフトだのカフェだの店(のような店でないような商売)をやっている人たち。自宅の近所にも千木屋という造園屋がオサレ系のカフェ&スペースを数年前から始めて、雑木林だらけで軽トラが疾走するような埼玉のイナカの街道筋に、トーキョーの人たちが徒歩とバスで大量出現するという、一種、異様な風景をうみだしています。

で、週末、オサレ系のみなさんが集結するクラフト市、「KOSHIGAYAてしごと市」に行ってきました。KOSHIGAYAってKONISHIKIみたいですな。

IMG_20171119_101726

越谷市役所の脇、元荒川沿いに整備されたウッドデッキ上に30軒ほど、出店がでていました。この河川敷、かなり綺麗に整備されていて、空間としてはとても魅力的です。ただし、この日は寒かった・・・。

IMG_20171119_100723

で、出店の中身ですが、食品系はデリ(風俗ではない)、ベーカリー、コーヒーでそれぞれ1/3くらいずつ、クラフトはカバンから靴までいろいろありました。越谷らしく、野菜(ただし無農薬とか有機とか)を販売する店もありました。

IMG_20171119_100858

この手のイベントって、たぶん、手間の割に儲からないとは思うんですが、オサレ系の起業が地域に集積する上で、重要なんじゃないかなと思います。

ああいうオサレな店が立地できる土地なのであれば、僕も立地してみようかな、と思うクリエイターたちが出てくるでしょう。大都会トーキョーだと店舗を借りるだけでかなりの資本がいりますが、埼玉の郊外だと、まぁ、商店街の空き店舗もあるし、そんなにお金はかからないでしょう。そして、ああいうオサレな店があるなら、「いやよー!埼玉なんてー!」って人でも、代官山とか白金台はあきらめて越谷や川口に住んでもいいかも・・・と思う人が出てくるかも。

また、オサレ系の店ってマジで入りにくい(上記の千木屋も、なんかコワくて僕、まだ行けてません(笑))のですが、こういう場を機会に、店主の顔を見たり、味見したりすることで、入ってみても大丈夫かな?という気になるかもしれませんね。

Richard Floridaという都市学者が、都市の活性化にはクリエイティブ階級(芸術とか新商品開発とかイノベーションを生み出す人たち)が必要だと言ってまして、まぁこのようなオサレ系のみなさんもまさに、そのクリエイティブ階級なんでしょう。そう考えると、越谷とか、川口とか、これまでイノベーション感のかけらもなかった街も、オサレ系の産業集積が見られるようになって、発展するのかなという気がしてきました。

ただし、オサレ系の店ってこのところ、どうもみんな似たり寄ったりになってきてる気がします。もうすこし多様性、あるいは埼玉らしさが見えるようになるといいんじゃないかなという気がします。


カテゴリ: Food,Urban planning — Masa @ 3:26 PM

 

2017年10月30日

明治大の「とまとらーめん」

Twitterの罵詈雑言を減らしてブログをきちんと書こうと思うものの、ついつい面倒でTwitterに戻ってしまう今日この頃。ちゃんとブログにしようと思います。

僕はインスタントラーメン好きで、米国留学時はこんなページをつくっていたほどです。最近もアジア出張時には必ずしこたまインスタント麺を買い込んできますし、普段もよく食べてます。

で、今日は、明治大学の地下にある「明大マート」で売っていたこれに挑戦。

IMG_20171030_112107

政経学部のゼミで商品開発したようです。早速開けてみると・・・

IMG_20171030_112157

これまでに見たことない麺。アジアでもこんなふうに包装してある麺、お目にかかったことないような。袋を破くときに麺を破壊しやすいのがご愛嬌。

IMG_20171030_113026

さて・・・出来上がってみると・・・トマトのインパクト高い!

食べてみると、これ、ラーメンじゃないっす(笑。むしろトマトのパスタ。最初はそうめんに近いかなと思ったけど、これ、カッペリーニっすよ。なんで「トマトパスタ」ではなく「とまとらーめん」で売り出したんだ!?具にきくらげの細切りが入っているのが唯一の「ラーメン」感ですが、それ以外はやっぱし、パスタ。

トマトパスタだと思って食べたらけっこう、美味いので、インスタントラーメンマニアのみなさま、御茶ノ水にいらした際はぜひ明大マートでご購入を。


カテゴリ: Food,Meiji University — Masa @ 4:50 PM

 

2017年7月20日

対馬の夏ポテト

今年も「夏ポテト」が販売されていますね。

IMG_20170717_212116

対馬の浜御塩「味」となっていますが、食塩のうち60%ほどが対馬の塩ということ。

IMG_20170717_212128

この浜御塩ですが、白松という会社が対馬で製造しているものなんですね。

浜御塩には2種類あるようで、「浜御塩えこそると」という種類のほうは、木質バイオマスを使って製塩しているのが特徴です。石油や電機ではなく、間伐材を細かく裁断したものを燃やして、海水を蒸発させて製塩しているんですね。

たしか以前、夏ポテトが「えこそると」を使ってた頃は、パッケージに木質バイオマスの説明も書いてあったんですが、ここ数年、バイオマスのことが記載されなくなってしまいました。重油ボイラの塩を使うようになってしまったのでしょうか。確かに全国に流通する商品の食塩の製造を100%対馬の木質バイオマスで賄うのは無理かもしれませんが、少しでも「えこそると」を混ぜて、そのことを商品に記載したら、カルビー社のCSRブランディングとしてもメリットがあることなんじゃないかと思うのですが・・・。


カテゴリ: Environmental policy,Food,Marine policy — Masa @ 8:15 AM