2025年2月17日
カンボジアといえば最近までマイカー所有はほんの一部の富裕層で、プノンペンの市内を走るのはおおよそバイクかトゥクトゥクかトラックか、みたいな雰囲気であったわけですが、昨今はマイカーというか高級車が渋滞を起こしているのが当たり前のように見えます。よくも悪くも、この国はありとあらゆる側面で、超速でトランジションが進んでおりますな。

というなかで、今年になって驚いたのが、EVをたくさん見かけたこと。
昨年は一台も見かけなかったと思います。というか昨年、教え子たちは「この国ではEVは無理」と断言していました。
それが今年はこのありさま。

毎日、少なくとも2~3台は走っているのを見かけました。日産LEAFがいないので、日本よりはまだ普及してないかもしれませんが、昨年皆無だったことを考えると、かなりの急増じゃないでしょうか。

車種はBYDのATTO3が多かったような気がしますが、僕が知らない(=気がつかない)中華メーカーのEVも走っていたんじゃないかと思います。。
そもそも電力供給自体が不安定で、停電も珍しくなかったというカンボジアで、EVが一気に普及し始めている姿を目の当たりにすると、ほんと、変化の速い街だなぁと感心します。
2025年2月16日
先週1週間、カンボジアに出張してまいりました。例年のJDS専門面接でございます。

今年は1日延泊して、修了生のフォローアップ指導を延長したり、共同研究相手の模索で打ち合わせをしたり、さらにはちょいと釣りをしたり・・・と充実した滞在でありました。
ということで記録を毎日少しずつ書いていこうと思います。

2025年2月4日
土壇場で撤回というか1ヶ月停止ですか。
トランプ大統領 メキシコ カナダへの関税措置 1か月停止で合意

関税措置は交渉決裂、すなわちBest Alternative to a No Agreement (BATNA)であって、お互い損になるので、実はトランプ大統領も発動したくないはず。
あくまでBATNAを使った脅しということで、カナダ・メキシコができれば逃げたい交渉のテーブルへと彼らを引きずり出してきたといえるでしょう。
まぁよくある戦略といえば戦略なのですが、オオカミ少年と同じで、BATNAを使った脅しを何度も繰り返すと、交渉相手は「実はBATNAを実行することはないんじゃないか?」と思うようになるので、効果はどんどん薄れていくでしょう。
トランプ大統領もバカではないので、だからこそ、どこかの国に対して早い段階でBATNAの実行(関税措置の実行)するでしょうね。それが中華人民共和国になるような気がしなくもなく、そうなると、大国のメンツが絡んで、間に存在する日本は面倒な立場に置かれるかもな・・・という気がしなくもないです。
どうなることやら・・・。