2025年度秋学期授業は終了しました
本日で明治大学専門職大学院ガバナンス研究科での小職担当の秋学期の授業はすべて終了となりました。受講いただいたみなさん、ありがとうございました。

今学期の日本語での講義は、合意形成研究と公共政策の交渉分析の2科目でした。前者は、ミニパブリックスやトランジションマネジメントの実践について、多くの社会人のみなさんにご理解いただけたと思います。また後者も、BATNAや統合型交渉の原則について、実務的な視点から理解いただけたことと思います。前者についてはいい加減、教科書を執筆しないといかんな、と思っているところ。
なお、ゼミ(論文)指導については継続して行う予定で、来週は日本語コースの口頭試問の練習会、また留学生が土木計画学の春大会で発表するプロジェクトが立ち上がり、2月中に講演論文を仕上げてもらうことになっています。英語で発表してもらって意味があるのかどうか悩みつつ、彼らの研究は交通工学的にマジでおもしろいという自信もあるので、計画学で話してもらうのがよいかな、と。
ということで授業の再開は3月末からの2026年度春学期から、となります。なおガバナンス研究科ではII期入試の出願を1月19日まで絶賛受付中です。2月の入試で合格した人が小職の授業を3月末から受講するかもしれない、と考えると、春はまだまだ先の話のようにも思えてきます。
2026/01/14 10:33 PM - ツイート
Twitterの仕様改悪と人間の弱さ
昨年末あたりから、「フォロー中」なのに「人気」順で表示するというイミフな仕様がTwitter(自称X)に導入されましたね。

アルゴリズムが嫌だから「フォロー中」で昔ながらのタイムライン(※ただし広告が混ざるのが昔と違ってウザいが)をみんな選んでたわけで、そこにまた、新たなアルゴリズムをこっそりと噛ますあたりが、ほんとクソなシステムというか運営だなと思うわけです。「じゃぁBlueskyに行けよ」という声も聞こえてきますが、あっちはあっちで、見るものがほとんどないわけで・・・。
で、自分は当然「フォロー中」の「新しい順」に設定しているはずなのですが、いつの間にか「人気」順に戻ってました。あ゛~イライラする。
でもね・・・
おそろしいのが、「人気」順で表示されていると、確かに「エクスペリエンス」としては心地よいのですよ。要は「おもしろい」投稿だけがリストアップされてくるので、「そうだよね~」みたいな共感度みたいなものは高いわけです。気がついたら「いいね」を押しまくってる自分がいる(※というかTwitterはFBと違って「いいね」機能がないことがむしろウリだったのに・・・)。
そりゃサービスとしては、そういう「心地よさ」を提供するのが「正解」なのかもしれません。
とはいえ、Twitterのよいところは、ある意味、言論空間であって、興味のないこと、どうでもいいこと、ムカつくこと、くだらないこと、そんなものも含めて、ガンジス川のように滔々と流れ続けるところにメリットがあったわけです。そしてたまに、有益だったり、思考を喚起してくれるツイートだったりが、ふと流れてきて見かけたときに、共感や心地よさといった無為な消費ではなく、自分に新しい知識や熟慮をもたらす生産のきっかけが見いだされていたのです。
でも結局、人間~なんてらら~ら~らららら~ら~♪なので、大半の人は、心地よいほうへとどんどん流されていくのでしょうね。
経済取引だけでまわる世の中なら、それでいいのかもしれませんが、不確実な未来や外部不経済に対応すべき政治や統治の原則が目前の「心地よさ」中心になると、衆愚政治の極みに陥り社会が崩壊することは、まぁ、遥か昔から言われてきたことなわけです。
喧嘩になるから飲み会で政治の話をするもんじゃない、というのが一般的な規範だとは思いますが、同様に、SNSで政治に関する投稿はするもんじゃない(昔みたいに選挙運動禁止にしたほうがよい)ようにも思います。
そして、SNSの運営会社にアルゴリズムを禁止させることができれば、ストイックだけど、ほんとうに心地よいSNSを取り戻すことができるのではないでしょうか。
2026/01/12 7:57 AM - ツイート
