2025年6月30日
今回の会場はISCET(労働経営科学高等研究所)というところ。地下鉄Entre Campos駅から少し歩いたところにありました。
で、registrationの時間に到着したらやはり大混雑。バッジやらノベルティやらをもらってからセッションに参加。

学会での成果や学びについてはどこかでキチンとまとめようと思いますが、特に記憶に残った点としては以下の通り:
- サステナビリティトランジションとポピュリズム台頭の関係性(バックラッシュ)について、みんな気にしていました。それをテーマにしたセッションもあった。
- Frank Geelsが筆頭で発表していたEVへのトランジションの比較研究で、日本の自動車産業(特にトヨタ&自工会)がいかにEV化に抗ってきたかがエビデンスとともに示されていて、「うんうん、そうだよね」という感じだった。
- トランジション加速の実践が「Living Lab」の部会にまとめられていたのがおもしろかった。日本のアーバンデザインセンターも、欧州のLiving Labのdiscourseに乗せられれば、いろいろおもしろそうだなと思った。
あと、部会の部屋が異常に狭くてほんとに大変でした。定員20名の部屋に40名くらいの聴衆がすし詰めで、立ち見というか床に座って聞いてる人もたくさんいました。どう考えてもロジのミスだと思うのですが、「ポルトガルだもの、仕方ないよね」という雰囲気が漂ってました(笑)。どの会場も熱気はありましたが・・・単純に暑いだけだったかも。
また参加者はかなりの部分、オランダをはじめとして北欧の人と英国人が多かったです。とにかくみんな身長が高い(笑)。
2025年6月29日
乗り換え先はBA504便。ターミナル5からの出発。1時間前だというのにNow Boardingの表示が出ているので慌てて行ってみたらけっこうな人だかり。
Group4の人たちに、大きな荷物はOverhead binに入れられないから(空いてる場所を探すのに時間がかかって遅延するから)、curbsideで預けてくれと言っていました。おかげで定刻前にはドアクローズしたものの、管制塔から許可が出ないとかいって15分ほど出発遅延。意味ないじゃん・・・。
ポルトガル、けっこう遠いですね。ロンドンから2時間半、ちょっと遅れて到着しました。入国審査は電子化されていて自動だったのですが、なぜか係員のおばちゃんに呼び止められてパスポートにスタンプ押されました。まぁスタンプ欲しかったので嬉しい・・・と思いきや、査証ではなく追記のページに押しやがった・・・。
その後、荷物の引取場を通過しようとしたら、今回一緒に発表する石井さんがいたので、意外な形で落ちあいました。別のフライトだったのですが、そちらがかなり遅延して、さらに荷物がなかなか出てこないとのこと。
しばらくしたら無事出てきて一緒のタクシーで市内へ。20分ほど、15ユーロで着きました。ボッタクリなどはないのですが、なんとクレジットカードが使えないとな。たまたま50ユーロ札を持っていたので助かりましたが、持ってなかったらけっこうヤバかったかも。

自分のホテルはHotel Gat Rossio。両腕入墨びっしりのおにぃさんがフロント担当でちょいとビビりましたが、まぁいかにもヨーロッパですな。名前を言わずともMasahiroだね、と言われてスムーズにチェックインできました。というかこの国、入れ墨ビッシリの人が多いかも。

部屋のシャワーはちょい狭めでしたが26時間にわたる長旅の後のシャワーはほんと快適でした。
2025年6月28日
年に1度は国際学会で発表するように心がけていますが、今年はInternational Sustainability Transition Conferenceへ。今年の開催都市はポルトガルのリスボン。
今回はBA8便でヒースロー経由で向かいます。
羽田には7時過ぎに到着。まだ6時台だと京浜東北線も激混みじゃないからいいですね。もう少し遅い時間だと、大混雑の通勤電車にスーツケース持ち込むことになって、本当、嫌なんですよ。
セキュリティチェックは意外とガラガラ。10分くらいで通過できました。

前日にネットでチェックインしたらExit Rowが空いていたので当然ゲット。おかげで壁に寄り掛かりつつ足下広々空間で寝れました。時差ボケ対策で離陸直後から寝たほうが本当はよいのですが、エコノミーなので後ろの人の存在も気になるのでミールサービスを終えてから爆睡。

英国時間でAM10時頃に起床。ノートPCで溜まった仕事を処理。しかしダイジなファイルをダウンロードし忘れていて、通常の機内WiFiもけっこうお高いので、正午頃には中断。英国航空ってマイレージの会員になっていれば、LINEなどメッセージング系のアプリの通信限定であれば、機内WiFi無料なんですね。やってみましたがLINEで連絡する必要のある相手もおらず…自分にはあまり意味なかったです。

ほぼ定刻どおりにヒースロー着。シティの真上を飛んでテムズ川のまわりがよく見えて観光気分でしたが、乱気流で急降下したため一気に船酔いモード(泣)。着陸後すぐに治りましたが昔の自分ならゲロリアン必至でしたでしょうね。
ヒースローの乗り換えが怖くて4時間くらい余裕をとっておいたのですが、サファイアの特典でFast Trackを使わせてもらえたのもあり、超速で通過できました。ということでラウンジでダラダラお仕事。けっこう捗りました。