2011年11月21日
相変わらず習慣が長続きしないだらしない男ですが、思い出したかのように週報を2週間まとめて書いてみます。
11月8日(火) JICA研修
幡ヶ谷のJICA東京で「上級国家行政セミナー」の「政策プロセスマネジメント」講師をつとめました。政策過程論の基礎とプロセスデザインの講義です。受講者は、開発途上国中央政府の幹部行政官。昨年度はまぁまぁインタラクティブにできたけど、今年はイマイチ。講義のプロセスデザインに失敗したなぁ、と反省。
11月10日(木) 海洋政策研究財団の研究会
詳しくは寺島常務のブログのこちらをご参照ください。写真の端っこに自分写ってるし。
11月11日(金) iJFFプロジェクト開始の公表
RISTEXの「科学技術イノベーション政策のための科学」プログラムに小職が研究代表者をつとめる「共同事実確認手法を活用した政策形成過程の検討と実装(略称iJFF)」が採択されました!これから3年間、共同事実確認手法を、現場のリアルな政策を「客観的根拠」に基づくものとするための手法、枠組み、制度、そして制度導入戦略について考えていきます。
11月12日(土) 日本交渉学会で講演
数年前にケンブリッジでお会いしたICUの土居先生のご依頼で、日本交渉学会で講演してまいりました。思いっきり公共政策の視点からお話させていただいたのですが、質疑応答でもなかなか実のある議論になりよかったです。
まだ議事録は出せませんが、専門家のお知恵を拝借する会で、なかなか有意義な議論になりました。福島県沖に・・・みたいな話ではなく、着床式を前提に地味にリアルに議論を続けています。次回は11月22日(火)。
11月16日(水)~17日(木) 対馬市出張
国境離島、対馬での持続可能なエネルギー政策について、行政担当者の方とご相談させていただきました。
以上、主なイベントでした。
2011年10月21日
科研費申請をはじめ、プロポーザルをいろいろ準備している状態でして、おおっぴらに書けることがあまりないんです。すみません。
10/11 講義 Policy Process and Negotiation
この回は城山英明先生ご担当で、問題設定に関連する文献の輪読。
10/17 講義 海洋科学技術政策論、海洋問題演習と某企画プレゼン
海洋科学技術政策論は京大人社研に着任されたばかりの吉澤剛先生にテクノロジーアセスメントについてお話いただきました。海洋問題演習は学生グループワークの指導でその場に待機。とはいえ某企画プレゼンにいちばん体力を消耗した一日。
10/18 講義 Policy Process and Negotiation
今回は小職担当で、agenda setting (Kingdon)、incrementalism (Lindblom)、issue attention cycle (Downs)について輪読。ディスカッションの中で、学生から、メディアの役割の変容、FacebookなどのSNS台頭が、政策形成過程の初期段階の課題認識においてどう影響するのか、といった問題提起が出てきて、なかなかいい議論となりました。
あとはプロポーザルの準備でテンテコマイでありました。ちなみにこのブログのシステムアップデートもただいま完了。
2011年10月11日
10月3日 講義開講
海洋科学技術政策論と海洋問題演習が今週より開講しました。
10月4日 講義開講と研究会と会議
午前中は高レベル放射性廃棄物の研究会。午後にはPolicy Process and Negotiationの講義が開講。夕方は海洋アライアンスの会議(代理出席)。
10月5日 某プロポーザルの修正など
10月6日 某プロポーザルの最終修正と研究会
夕方はSEPPの「低炭素化時代の社会インフラをめぐるガバナンス:第2回 次世代モビリティの普及における「地域」との連携と公共政策の役割」研究会。佐渡や横浜などでのEVの取組みを伺う。
10月7日 別のプロポーザルの準備、論文書きなど
10月8日 JoAnn Carminと観光&打ち合わせ
安倍フェローで来日中のJoAnn (MIT/DUSP)を都内観光へ。気候変動適応化について研究関係の打ち合わせ。来年の5月頃に通訳兼研究支援のアシスタント学生が必要とのこと。