2023年6月10日
EVの「航続可能距離」とは?
先日、長野のほうへロングドライブへ出かけてきました。
僕のクラリティPHEVは、電欠を起こす100km以上の長距離移動の場合、高速道路でHVモードにして意図的にエンジンを使った走行にしたほうが最終的にエネルギー消費が少なくなります。ということで、往路の関越・信越道ではHVモードでバッテリーのSOEを維持して運転、その後の下道をECONモードにしてBEVとして運転しました。
そしたら、下道が下り坂が多かったせいか、バッテリーにどんどん電気が貯まる!峠を越えた頃には満タンに復活していました。
電費もすごいよかったんでしょうね。なにせ、坂をずっと下っていたので、まったく電力消費せず、むしろ電気をつくりながら距離を稼ぐ状態でしたから。
その結果、満充電時には、航続可能距離として、とんでもない数字が表示されるようになりました。
クラリティPHEVのBEV航続可能距離は、WLTCで101kmで、季節にもよりますが満充電で100km前後の数字しか表示されません。しかし132.5kmとは…
これは別に壊れたわけではなく、たぶん記録されている直近の電費、すなわち1kWhで走れる距離が非常に長く記録されているものですから、電池容量を電費で割った数字が高く出ちゃうのでしょうね。
とはいえ町なかで普通に使っていたらそんなに走れることは絶対にないので、今後しばらく、航続可能距離の表示を割り引いて考えないといけないなぁ、と思う次第です。